好投バカボン七條投手が今季初勝利、川端選手V弾

横浜DeNA戦の初戦を落とし、借金が4となった東京ヤクルトスワローズ
2戦目の先発は、投手事情が苦しい中、1軍昇格した七條祐樹投手が先発、
横浜DeNAは小林太志投手の先発で試合開始。

試合経過は ニッカンスコア スワローズ公式サイトスコア

ちなみに、七條投手のファーム・イースタンリーグ戦の成績は、12試合登板して2勝6敗、防御率5.37
この状態で上で投げてもらわなきゃいけないというのが、今のヤクルト先発投壊を顕著に物語っています。

しかし、しかーーーし、天才バカボンがやってくれました!
初回は、不安な立ち上がりで四球、盗塁、犠打で1死3塁となり、中村紀洋選手にタイムリーヒットを打たれ
1点先制されます。
この調子では何点取られるのかと心配しましたが、このあとは、期待を上回る好投で、得点を許しません。

写真は西都キャンプより 七條祐樹投手 ひざ手術後で、ほとんどをリハビリに費やしていました。
好投バカボン七條投手が今季初勝利、川端選手V弾_e0222575_131118100.jpg


打線はその裏すぐに反撃。プロ初の2番に入った川端選手、3番・福地選手が連続四球でチャンスをもらうと、
昨日はスタメンから外れていた松井淳選手が今日は5番に入り、ライト前にタイムリーヒットを放ち
1-1とたちまち同点に追いつきます。

七條投手は2回からは落ち着いたピッチングで、ストレート、スライダーのコンビネーションがよく、
DeNA打線を打ち取ります。
今日は中村悠平捕手がスタメンマスクでしたが、初球をストライクから入る積極的なリードがよかったと思います。

援護したいヤクルト打線は5回、川端慎吾選手の3号ソロホームランで2-1と勝ち越します。
前の打席も大きな飛球を打っていた慎吾くん、今度は逆風をものともせずスタンドまで打球が伸びました。

さらに7回には、連続四死球などで1死1、3塁から、畠山和洋選手がレフトへ犠牲フライを運び3-1とします。

七條投手は久しぶりの1軍先発でしたが、途中からはストレーが随分伸びていたように感じました。
コントロールもよく、接戦でしたが、昨日の石川投手より、はるかに安心して見ていられました。
7回まで投げて初回と3回の2安打のみ。自己最多の球数になった8回、四球とヒットでピンチを招き
ここで2番手山本哲哉投手に交代。

山本哲投手は、中村紀洋選手にセンター前タイムリーヒットを浴び3-2と1点差になりますが、
ラミレス選手を空振り三振に斬ってとります。
大きなピンチでしたが、よく1失点でしのぎましたね。連日ご苦労様です。

9回は押本投手が、金城、下園選手に連打されますが、最後は鶴岡捕手をキャッチャーファールフライに打ち取りゲームセット。
3-2でヤクルトが勝ち、連敗を3で止め、対DeNA戦の連敗も4で止めました。

8回途中まで投げ、3安打2失点と好投した七條佑樹投手が、約1年ぶりとなる今シーズンの初勝利を
神宮で勝ち取りました。
ナイスピッチング、おめでとうございます。

投げる前は、それほど私は期待していなかったので、バカボンにはごめんなさいです。
本当に嬉しい好投で、チームの窮地を救いましたね。価値ある1勝です。

また、打撃不振に陥っていた川端慎吾選手が、バットの真芯に当たるホームランを打ち、
これが貴重な勝ち越し弾となりました。
今度こそ、これをきっかけに慎吾くんらしい打撃を取り戻してほしいと願います。
慎吾くんが打ち出すと必ずチームの打線がつながります。大いに期待したいと思います。
打ってくれるなら、打順はもうどこでもいいですから(笑)。

予想では打撃戦になると思いきや、ロースコアの投手戦?となり、これが本来のスワローズの戦いぶりかもしれません。
やっぱり先発投手が試合を作ることが如何に大切かを改めて感じた試合でした。

さあ~、明日もロマン投手に好投を期待しましょう!
by misty2011 | 2012-08-08 22:04 | 東京ヤクルトスワローズ

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