2013年 06月 23日
八木くん、まずはバントの練習をしよう!ヤクルト逆転サヨナラ負け
今シーズンの負け試合の中でも「負けに不思議の負けなし」を代表するかのような負けっぷりでした。
勝ち星から見放されている八木亮祐投手が、今日こそはと2勝目に挑んだ試合、
ヤクルトは3回に広島カープのエース前田健太投手を攻めます。
先頭の川島選手がヒットで出塁。八木投手は送りバント失敗で三振。
2死後、2番荒木選手がセンター前ヒットでつなぎ、ミレッジ選手の高く弾んだセカンド内野安打でまず1点先制。
さらに、4番バレンティン選手の23号3ランホームランで4-0とリードします。
前田健太投手に5回までに8安打を浴びせ4点取って早々と引きずりおろしました。
八木投手は、今日は3月に1勝目を挙げた時と同じ相川亮二捕手とのバッテリー。
ストレートはキレがあり、カーブが効果的に決まり、緩急つけてナイスピッチング。
5回までわずか2安打でカープ打線につけ入るすきを与えませんでした。
味方が4点援護して、今日こそ2勝目と期待しましたが、もろくもそれは崩れ去りました。
試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式 バレンティン選手が23号3ランも、今季5度目のサヨナラ負け
6回、ここまで無四球だった八木投手は、コントロールを乱し、先頭代打の迎選手をファオボールで出します。
菊池選手にセンターヒットを打たれ無死1、3塁となり、丸選手のセカンドゴロの間に1点を返されます。
丸選手には2盗され(リプレーで見るとアウトっぽい感じでしたが)1死2塁となり
廣瀬純選手に4号2ランをレフトスタンドへ運ばれ、4-3とあっと言う間に1点差に。
ここで七條投手に交代して、後続を打ち取ります。
ヤクルトはこのあと、小刻みな継投で久古-石山投手とつなぎ、追加点を許しません。
迎えた9回裏、1点差で山本哲哉投手が登板。
しかし、先頭打者のサードゴロを名手宮本選手がはじくエラーで出塁を許すと、犠打で1死2塁から
堂林翔太選手に逆転サヨナラ2ランホームランをレフトスタンドに運ばれ、4-5×でカープに逆転負けを喫しました。
途中からマスクを被った中村悠平捕手は全球フォーク勝負のリードで、4球目のフォークボールを堂林選手に狙い打たれました。
直接の敗因は、このフォーク一辺倒のリードでしょうね。堂林選手が読み切ったかのような一振りでした。
3球目まですべてフォークの連投だったので、またフォークだろうと私でも読めました。
悠平くんは、勝負所で意固地に同じ球種を続ける悪い癖が出るんですよね・・・。
悪い予感はしていましたが、最悪の結果でした。
しかし、こうなるまでには、ヤクルトが4点取った後、何度もあった追加点のチャンスを潰したことです。
3回はバレ弾で4-0とした後、四球とヒットでなおもチャンスに飯原選手がショートゴロ。
4回は先頭の慶三くんがヒットも八木投手が送りバント失敗で三振。後続も倒れます。
6回は、先頭がエラーで出塁も、慶三くんが三振、八木投手は3バント失敗、山田くんもサードゴロで3アウトチェンジ。
最大のチャンスは8回でした。
今村投手を攻め、相川、宮本選手の連打でチャンスを作ると(相川さんの代走は比屋根選手)、
三輪選手がきっちり送ってそれぞれ進塁。
慶三くんは四球を選んで1死満塁から、代打・武内選手が初球を打ち上げ浅いレフトフライ。
これではタッチアップできません。最低限の仕事もできず、どうしようもなく悪い流れとなりました。
続く山田選手はフルカウントからレフトフライに倒れ、どうしても追加点が奪えません。
ここで、山田選手には打ってほしかったですけどね。
今日はノーヒットに終わり、次のスタメンがどうなるでしょう??
9回表は、代打田中浩康選手がヒットで出塁。ミレ、バレ選手が倒れ
2死から、比屋根選手がライト前ヒットで続きますが、宮本選手がライトフライに倒れ得点ならず。
で、その裏の逆転サヨナラ被弾・・・。
4点で安心したのではないと思いますが、あと一押しできていれば、こんな逆転負けにはならなかったでしょうね。
バレンティン選手の2試合連続の3ランホームランも、今日は空砲に終わりました。
八木投手は4点の援護をもらいながら、6回に突然の乱調。先頭へのフォアボールが悪い予兆でした。
あとひと踏ん張りできなかったピッチング以上に反省点は、3度の送りバント失敗でしょうね。
攻撃の流れを自分の送りバント失敗で断ち切ることになり、結局は自身の首を絞めることになりました。
バントの構えがフラフラしすぎて、あれではボールが当たりません。
まずは、明日からでも送りバントをみっちり練習しなくては。ピッチング以上に大事なことです。
八木投手が勝てない理由の一つは、こういうことなんでしょうね。
前2試合は打たれましたが、それまでは無援護の中、勝ち星がつかなくて八木君が可哀想にと思っていましたが、
今日は擁護しようにもできなくなりました。
勝てない投手にはそれなりの原因があると思われても仕方ありません。
今日は悔しいやら情けないやら、ヤクルトはいつになったら連勝できるんでしょう。溜息です。
PING送信失敗が続くので書き直しましたが、今度は大丈夫かな?
by misty2011
| 2013-06-23 21:37
| 東京ヤクルトスワローズ