2015年 03月 21日
石川5回2失点まずまず、ミレッジ2発3打点 ☆5-4ヤクルト逆転勝ち
前日に続き千葉ロッテマリーンズとのオープン戦を行いました。
先発はヤクルトが石川雅規投手、千葉ロッテは左腕のチェン投手
ここへきて開幕投手の小川泰弘投手が不調で失点を繰り返しているので、石川投手にかかる期待は大きくなります。
試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式サイト 【オープン戦】ミレッジ選手が連発!石川投手も順調な仕上がり
石川投手は2回まで死球のランナーを一人出しただけの上々の滑り出し。
土が硬く改修されたマウンドの影響は全く感じられませんでした。
ヤクルトは初回、2回とも2安打放ちますが、あと1本が出ず得点できません。
先制したのはロッテ
3回、石川投手は吉田捕手に初ヒットを許すと、犠打で2塁へ進まれ、鈴木大地選手に
レフトへタイムリーヒットを打たれ1点失います。
しかしその裏、ミレッジ選手がレフトスタンドへ4号ソロホームランを運び1-1の同点に。
5回、石川投手は清田選手にヒットを打たれ、犠打で2塁へ進まれると
俊足・岡田選手のピッチャー前のバントを石川投手が1塁へ悪送球。
その間にランナーが生還して1-2とロッテに勝ち越しを許します。
カツオくん、あわてましたね。
落ち着いて投げていれば・・・。勿体ないエラーからの失点でした。
追うヤクルトは、その裏、ヒットの飯原選手を置いて、ミレッジ選手が2打席連発となる
5号2ランホームランをレフトスタンドに放り込み3-2と逆転します。
すごい当たりでした。
ミレッジ選手、守備の方は送球が心もとないですが、早くも5本のアーチでバットで魅せています。
6回からは1軍に上がってきた松岡健一投手が登板。
1死1塁から、クルーズ選手にレフトオーバーのタイムリー2塁打を打たれ3-3の同点に追いつかれるます。
ワイルドピッチでランナーが進塁後、清田選手にライト前タイムリーヒットを浴び3-4とひっくり返されます。
7回は、山本哲哉投手が登板し、ヒットを打たれますが、無失点に抑えます。
8回は徳山武陽投手が投げ、わずか7球でロッテ打線を三者凡退に抑え、流れを引き寄せます。
するとその裏、ヤクルトは1死後、ロサ投手から大引選手がセンター前ヒット、荒木選手が四球を選ぶと
中村悠平捕手がおっつけた技ありの右打ちでライト前タイムリーヒットを放ち4-4の同点に。
このあと、代打・ユウイチ選手のファーストゴロの間にランナーが生還して5-4と逆転に成功!
なおもチャンスでしたが、山田選手はサードゴロに倒れ、今日はいいところなしの5タコに終わりました。
最後は今日26歳のバースデー登板となった秋吉亮投手が三者凡退にきっちり抑えゲームセット。
ヤクルトは渋い逆転勝利でオープン戦の連敗をようやく止めました。
やれやれですね。曇った表情だった真中監督にもようやく笑顔がこぼれました。
今日は、投げる方では石川雅規投手が、自らのエラーもあり2失点しましたが、
低めに丁寧に投げ、心配されたマウンドとも違和感なく、最終調整でまずまずの好投でした。
松岡投手は失点しましたが、徳山、秋吉投手はよかったですね。
特に、徳山投手はこれで確実に開幕1軍を迎えられそうなので嬉しいです。
結果を出し続けて、そのうちもっと大きなチャンスをつかんでほしいと思います。
守備では、大引啓次選手が、再三、三遊間の深い位置から正確なスローイングで1塁アウトをとりました。
安定した正確な捕球と送球で魅せました。難しい打球でも安心して見ていられました。
いとも簡単にゴロを捕り、ノーバウンドで遠投しているのが素晴らしいですね。
打つ方では、何といってもミレッジ選手の2打席連続アーチがすごかったですね。
今シーズンは打撃フォームを変えたのが吉と出ています。
このままシーズンに入っても打ってくれそうと期待しています。
また、打撃不振だった中村悠平捕手が同点適時打を含む2安打と復調の兆しを見せました。
正捕手として守備での負担は増えますが、打撃の方も徐々に調子を上げてくれると嬉しいです。
荒木貴裕選手は1安打後、あと一伸び足りない惜しい大飛球が2本ありました。
いい感じになってきたと思います。
逆転勝ちはよかったものの、5打数ノーヒットに終わった山田くんの状態がやっぱり心配です。
凡打でも、内容があればまだいいんですが、今日は全くいいところなし。
相変わらず今日も三振をしました。
昨日は1安打しましたが、ポテンヒットでいい当たりではなく5打数1安打、今日は5タコ。
う・・・ん、どうしたんでしょう?
呉投手から練習試合でホームランを打ったので、調子を上げてくるかと思いましたが、
これではまだまだですね。
芯でとらえた打球が今日は一つもありませんでした。
力ないゴロばかりで・・・。守備はよかったですけどね。
前回も触れましたが、右打ちの練習に打ち込む心意気は買いますが、
私は、逆にその弊害もあるように思えてなりません。
元来は、山田くんは引っ張りのバッター。
その長所が損なわれているような気がして私は心配です。
右打ちの練習でポイントを近くした分、今度はインコースが引っ張りきれなかったり、
芯に当たってないように感じます。
インの球を慌ててバットを振って空振りするシーンもありますね。
開幕までの間に、杉村道場で何とか修正をお願いしたいものです。
ヤクルトにあって、私は山田くんが不調だと、勝っても嬉しくないという身勝手なファンなので、
ホントに心配なんです。
いま打てない方が、逆に公式戦に入ってから好調の波が来るかもしれないと、そう思いたいです。
写真はキャンプ6日 ミレッジ選手と山田くんの2ショット
言葉が通じているかどうかわかりませんが、ミレッジ選手とは仲良しのようです。
今日もホームラン後に守備につくときに、二人で笑顔で話していました。
ミレッジ選手、打撃のパワーを山田くんにも分けてあげてくださいな!
明日はいよいよオープン戦最終戦。ぜひ勝っていいムードで開幕に向かってほしいと願います。
by misty2011
| 2015-03-21 17:08
| 東京ヤクルトスワローズ