杉浦に代打出さず、その裏セペダへの四球から3個の押し出し★1-6 投手陣決壊

東京ヤクルトスワローズは、前日は19歳の田口投手に手玉に取られ、連勝は3で止まりました。

今日の先発は読売ジャイアンツが高木勇人投手。前回、阪神戦で完封勝利を挙げたルーキーです。
昨日も初物にやられているだけに、今日も打てるかどうか心配です。
ヤクルトは好投しながらもまだ勝ち星がない杉浦稔大投手。是非援護をお願いします。

スタメンは2番レフトに三輪選手、6番ショートは森岡選手で、7番にライト武内晋一選手が今季初スタメン


試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式サイト 開幕から3失点以下試合のプロ野球記録がついにストップ

今日も序盤から投手戦の様相、いや貧打戦といった方がいいかもしれません。
両チーム、どちらも打線が湿りっぱなし。点が入らないので面白くないったらありません。

ヤクルトは3回、2死から三輪選手と山田くんの連打でチャンスを作りますが、
雄平選手のレフトへの打球は、あと一伸び足りず3アウト。
やっぱり飛ばないボールっぽい!?

杉浦投手は、今日も無援護の中、我慢のピッチング。
3回裏にはヒットと四球で満塁のピンチを招きますが、
第82代ジャイアンツ4番の坂本勇人選手を空振り三振に斬って取り無失点で切り抜けます。

不振の坂本選手を前日から4番に置いてくれるのは、ヤクルトにとってはある意味ハンディをもらったような気分です。
好調だった2~3年前の怖さが全くありませんからね。
どうしてこうも劣化したんでしょう?

最近、山田くんが憧れの坂本選手のように力ないポップフライを打ち上げているのを見ると心配になります。
坂本君も右方向を意識し出してからバッティングが崩れて来たんですよね。はぁ・・・
こんなとこまでマネするんじゃないよ!!


先制したのはヤクルト
7回、先頭の畠山選手がこの日3個目の四球を選んで出塁。
森岡選手はバントで送ると、今日スタメンの武内選手がレフトへ流し打ってのヒットで1死1、3塁
つづく中村悠平捕手がレフトへタイムリーヒットを放ち、ヤクルトが1点先制!

なおもチャンスに、杉浦投手がそのまま打席に入り、バント失敗に終わります。
川端選手はショートゴロに倒れ、この回1点どまり。

杉浦投手は、ここまで0点に抑えてはいましたが、
5回以外、毎回ヒットや四球でランナーを出す苦しいピッチング。
テンポが悪く球数も増えていました。
結果はどうあれ、追加点を取るべく、杉浦投手に代打を出すべきだったでしょうね。

その裏、ゲームが壊れました。
続投の杉浦投手は1死後、代打のセペダ選手に四球を与えます。
ここまでヒットなし.000の打者の何を恐れるの!??なぜ勝負できないの?
つづく金城選手にヒットを打たれ、代打の高橋由伸選手のところで中澤投手に交代。
しかし、中澤投手も四球を与え1死満塁となります。

つづく亀井選手には、せっかく2ストライクと追い込みながら、1球外に外したことがアダとなり、
ここでも際どいところがストライクをとってもらえなくて結局押し出しのフォアボールで1-1の同点に。
中村捕手が相川さんに見えました・・・。

ここで、ヤクルトはオンドルセク投手を投入しますが、坂本選手に押し出しの四球を献上して1-2と勝ち越されます。
さらに、2死後、井端選手にも押し出しで、この回3個の押し出しフォアボールで1-3
1点を恐れるあまりに、逆に3点を献上する最悪の結果になったのでありました。

7回表、追加点のチャンスに杉浦投手に代打を出しておけば、
その裏は、頭からスパッとオンドルセク投手なり、他のリリーフ陣に継投できました。
それなら、こんな押し出しするようなピッチングにはなってなかったでしょう。
中澤投手も、オンドルセク投手も、最大のピンチからの継投は気の毒でした。

私はベンチの判断の遅さ、采配ミスだと思います。
杉浦投手は前回の登板でも7回に四球を出して失点し、好投しながらも2敗しているんです。
その教訓が今日も全く生かされませんでした。代え時を間違えました。

さらに、8回には秋吉亮投手を無駄使いして、巨人に3点追加点を取られ1-6
巨人ルーキーの高木勇人投手に3勝目をプレゼントしました。

ヤクルトは開幕からの3失点以下の連続記録も今日でストップしました。

しかし、今日の試合はここまでの今季ワーストの試合ですね。
見ていて気分が悪くなりました。

真相はわかりませんが、私は今シーズンはやっぱり飛ばないボールだと思います。
どちらもまともに打ってないんです。四球を出すほどあほらしいことはありません。
真ん中にどーんと構えてストライクを投げればいいんです。
それで打たれたらそれは仕方ないことで、警戒しすぎて押し出しのフォアボールを続けて失点するほど
馬鹿らしいことはありません。

中村捕手も何だかパニックになっていましたね。
8回には、中村捕手がバント処理をミスっての3失点ですからね・・・。

杉浦投手は好投しながらも、結局はフォアボールが命取りになって勝ち星から見放されています。
次回は、気分転換の意味でも、昨年バッテリーを組んで勝ち星を挙げた西田捕手と組んでみたらと思います。
杉浦に代打出さず、その裏セペダへの四球から3個の押し出し★1-6 投手陣決壊_e0222575_2013205.jpg


中村捕手は、ほとんど一人で扇の要を守ってよくやっていると思いますが、
少し頭を冷やすことも必要かと思います。

真中監督も、今日の敗戦の意味をしっかり受け止めて、二度と同じ過ちをしないようお願いしたいです。

それにしても打てなさすぎます。
1 0 2 3 3 1 1 何の数字でしょう?決してサッカーのスコアではありません!
ここ7試合のヤクルトの得点です。

飛ばないボールだというのは選手もうすうす感じてきているでしょう。
それならそれに対するバッティングができるよう対策をお願いします。

山田くん、ポイントを近くして引きつけてなんて言ってる場合じゃありません!
もうやってない感じですが、まだタイミングが取れないようで、力ない打球を打ち上げてますね…。
一度狂ったものは、なかなか元には戻らないんでしょうか?早く復調してほしいです。
守備では華麗なグラブトスで併殺打に仕留めた好守がありました。

【追記】キャンプで、こんなグラブトスの練習をやっているのは、私が滞在中には一度も見ていません。
侍ジャパンの練習で、菊池選手と一緒にグラブトスの練習をしていたのは目撃しています。
菊池選手の華麗なトスを山田くんは観察していて、自身も結構うまくやっていました。
意地でも三木コーチのおかげだとは私は思っていませんから。余計なひとことでした。(苦笑)。


しかしNPBはこのまま黙っているんでしょうか?
しれっと、またどこかでボールを替えてくるんでしょうか?
一度、反発係数の検査をしてほしいですね。
by misty2011 | 2015-04-02 22:26 | 東京ヤクルトスワローズ

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