2015年 05月 10日
山田くん先頭打者アーチも、守りのミスから石川投手崩れ、秋田で連敗
東京ヤクルトスワローズは4位に転落し、ついに借金生活に突入
主催試合で連敗は避けなければなりません。
ヤクルトの先発は、2010年7月以来の“凱旋登板”となる石川雅規投手
中日ドラゴンズは既にヤクルトから2勝をあげている大野雄大投手
スタメンには大野投手を得意とする飯原選手が6番レフトに入り、比屋根選手が2番センターで今季初スタメン
しかし、外野の布陣がこれでは守備が不安ですね・・・。
試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式サイト 石川投手が秋田での凱旋登板を飾れず。山田選手が今季初の先頭打者HR
初回、山田選手が大野投手の2球目ストレートを捉えレフトスタンドに4号ソロホームランを放り込み1点先制!
風にも乗りましたが、とりあえずナイスバッティング!
しかし直後の2回、石川投手は福田選手にレフト前ヒット、
エルナンデス選手にはセンター前ヒットを打たれ、無死1、2塁
センター比屋根選手がグラブに当てながらボールをこぼし、エラーがつかないミスが早速出ました。
つづく藤井選手のセカンドゴロを山田くんが弾くタイムリーエラーで1-1の同点に。
前日も、エラーはつきませんでしたがトンネルしていて、同じような捕球ミスでした。
キャンプでは土のグランドであれだけ時間をかけて練習したのに、ミスが出ますね・・・。
1戦目もそうですが、正面にきちんと入りすぎようとしてかえってミスってるような気がします。
このあと、石川投手がセーフティスクイズを3塁へ投げるも送球が高くフィルダースチョイスとなり
3塁ランナーが生還し1-2と勝ち越されます。
内外野、投手と3回続けて守りのミスが出ました。
3回には、石川投手は平田選手に3塁線を破る2塁打を打たれた後、ルナ選手にレフトへ今季1号2ランを運ばれ1-4
なおも1死後、エルナンデス選手に2塁打、藤井選手にヒットを打たれ、松井雅捕手のピッチャーゴロを
石川投手が弾いて1-5
さらに大野投手にもレフト前タイムリーヒットを浴び1-6となります。
飯原選手が突っ込んで来れば捕れそうな打球でしたが、ワンバウンドさせヒットにしました。
これで勝負ありかと思いましたが、その裏ヤクルトは石川投手の代打・松井淳選手がヒット、
山田くんが四球でつなぎ、比屋根選手の1塁ファールフライで、ランナーがタッチアップしてそれぞれ進塁
好走塁でしたね。
この後、川端選手のライト前タイムリーヒットで2-6
畠山選手のショートゴロで3-6
雄平選手のレフトへのタイムリーで4-6と2点差に追い上げます。
しかし、反撃もここまでで、その後は両チームとも得点が動かず4-6でヤクルトは敗れました。
主催試合、石川投手にとっては、地元で3回9安打6失点(自責4)と打ちこまれ4敗目を喫しました。
ヤクルトは中日に連敗、前のカードから5連敗となりました。
両チームとも失点のすべては両先発投手
石川投手はエラーがあって気の毒な部分もありましたが、自らもミスが出ましたからね。
踏ん張れませんでした。
今季初の先頭打者ホームランを打った山田哲人選手は、このあと、大野投手から四球、
レフト前クリーンヒットを放ち、いい感じを取り戻せそうかと思ったのもつかの間。
4打席目は2死1、2塁のチャンスに、大野投手の落ちる球(フォーク)を打ちあげ力のないライトフライ、
最後は、福谷投手に追い込まれて外の落ちるボール球(1球速報ではチェンジアップ)を振って空振り三振と
毎度同じパターンでやられました。
結局、大野投手のストレートにはタイミングが合っていただけで、
それ以外は今までと同じようにタイミングが取れず、ボール球に手を出して凡退する打席が続き、
復調への足踏みはまだ当分続きそうです。
マルチを打った日だからこそ、一気に3安打してきっかけにしてほしかったですが、元に戻りました。
今季はまだ一度も猛打賞がありません。
最後は、福谷投手のストレートを狙って振ってほしかったですね。
相変わらず見逃して、追い込まれての空振り三振。
同じことを何度も繰り返すので、いつまでたっても復調できないんでしょうね。
もう1本出ていれば、気分よく東京に戻れたと思うんですが・・・私のほうが悔しいくらいです。
写真は3月22日オープン戦より山田哲人選手
ホームランを打って、ヒットも打って、四球も選んで3度出塁した山田くんを責めるつもりはありませんが、
復調の糸口を、あとの2打席で、また自ら摘んでしまったようで残念でなりません。
結局、崩され方は同じですからね。
各チームとも、これからも同じような攻めをしてくると思います。
どうやったら対処できるんでしょう?
杉村コーチは、自分で乗り越えてほしいと話しているようですが、むしろきっちり指示を出してほしいですね。
投手陣は、昨日は小川投手が3回(訂正)、今日は石川投手が3回で降りたので、ブルペン陣がフル回転。
先発が短い回で降りると、中継ぎ陣の負担がますます増えてきますね。
夏まで持つのかしらと不安です。
今日は昨日よりは若干観衆が増えましたが、それでも6823人とガラガラのスタンド
秋田まで遠征して、左右のエースが打ちこまれての連敗では、
秋田の数少ない燕ファンもがっかりだったでしょうね。
なんだかもう秋田でやるのも虚しくなるような試合内容とスタンド風景でした。
来シーズンも秋田開催があるとしたら、ファンが喜べるような試合を見せてほしいと思います。
火曜日からは、阪神タイガースとの事実上の最下位争いが始まります。
どちらもチーム状態はどん底。これで負けたら、マジで3年連続の最下位があるかもしれませんね。
先発は最低でも5~6回は投げること。
打線は、ここへきて畠山選手が打てなくなっているのが心配ですね。
ただ、前にも書きましたが、5月に入ってからはボールが4月よりは飛ぶような気が私はします。
そこに活路を見つけてほしいですね。
投手陣は、逆にそれで打たれるようになっているのかもしれませんけど。
投手と守備が昨年の悪い状態に戻ってきつつあるので、打線は昨年を思い出して最強打線が復活してほしいです!
安定して打っているのは慎吾くんひとりという寂しい状況ですが・・・。
by misty2011
| 2015-05-10 18:01
| 東京ヤクルトスワローズ