燕12安打もタイムリーなしの5得点、延長11回相手エラーが決勝点☆5-4

ナゴヤドームで、最下位中日ドラゴンズに2戦とも1得点で連敗した東京ヤクルトスワローズ
先発投手が打たれ、打線は低調、負けるべくして負けています。

3戦目の先発は、中日が49歳11ヶ月の山本昌投手、ヤクルトは石山泰稚投手

山本昌投手が白星を挙げれば、ジェイミー・モイヤー選手の持つ世界最年長勝利記録を上回ります。
山本昌さんの記録がかかっていますが、ヤクルトは憎まれ役になっても3タテ喰らうわけにはいきません。

試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式サイト 土壇場9回に追いつき11回に勝ち越し!延長戦制し連敗ストップ!!松岡投手は約5年ぶりのセーブ

山本昌投手の立ち上がり、1死後、川端選手が四球を選ぶと、山田選手が14打席ぶりに三遊間へのヒット。
やっとヒットが出ました。ほっとしましたよ。
山本昌投手のワイルドピッチで1死2、3塁となり
ここで、畠山選手がライトへ犠牲フライを運び1点先制!

2回、山本昌投手は先頭・大引選手の打席で左人差し指を突き指するアクシデントで、早くも負傷交代
2番手で山井投手が急きょ登板となり、大引選手は四球で出ますが、デ二ング選手のショートライナーで
スタートを切っていた大引選手はセカンドアウトのダブルプレーでチャンスを潰します。

3回は1死後、比屋根選手がヒットで出塁も、川端選手がセカンドゴロ併殺打。
悪い流れです。

石山投手は3回、遠藤一星選手にソロホームランを打たれ1点先制されます。

4回、先頭の山田選手が詰まりながらレフト前ヒット、畠山選手もヒットで、雄平選手が倒れ
1死1、3塁から大引選手がレフトへ犠牲フライを運び2-1と勝ち越します。
山田くんの好走塁が光りました。

しかしその裏、川端選手が和田選手の何でもないサードゴロを弾くエラーで先頭打者を出します。
森野選手もヒットで1、3塁から、エルナンデス選手にタイムリーヒットを打たれ2-2の同点に。
桂捕手の送りバントで1死2、3塁となり
代打の赤坂選手にもタイムリーヒットを浴び2-4と勝ち越されます。
慎吾くんのエラーから一気に石山投手が崩れました。
ボールが浮いて甘くなり打ちごろとなりました。

中日は5回から岡田投手が登板し、中村捕手がヒットで出塁も、
代打の田中浩康選手が予想を裏切らないセカンドゴロ併殺打。
そのあと比屋根選手にヒットのチグハグ攻撃で得点できません。

5回からは秋吉投手が登板し、2イニングを無失点に抑えます。

7回からはオンドルセク投手が投げ、三者凡退に抑えます。

8回、又吉投手から川端選手が7号ソロホームランをレフトスタンドに放り込み3-4と1点差に。

その裏はロマン投手が無失点に抑えます。

1点を追う9回1死後、田島投手から雄平選手がレフトへの3塁打で出塁。
大引選手は四球後、デ二ング選手がレフトへ犠牲フライを運び、4-4の同点に追いつきます。

その裏、バーネット投手がきっちり三者凡退に抑え延長戦に突入。

10回、ヤクルトは比屋根選手が死球、川端選手がヒットで1死1、2塁のチャンスに
山田選手はショートゴロで3塁フォースアウト。打球が弱くて抜けませんでした。
調子がいい時なら、簡単に抜けていったでしょうね。
1死1、2塁となり、畠山選手はキャッチャーファールフライ、雄平選手がファーストゴロで
クリーンナップでランナーを進められず得点できません。

その裏、バーネット投手が2イニング目も続投し、1安打されますが0点に抑えます。

11回、ヤクルトは高橋聡文投手から、先頭の大引選手がライトフェンス直撃の2塁打で出塁。
1死後、中村捕手がセンターへのポテンヒットで1死1、3塁
代打・川崎選手はライトファールフライでタッチアップできず2死1、3塁
しかし、先頭の比屋根選手のピッチャーゴロを高橋聡文投手が弾くエラーで、
3塁からランナーが生還して、ヤクルトが5-4と勝ち越します。

その裏は松岡健一投手が投げ、簡単に2死となりますが、亀澤選手のショートゴロを
大引選手が1塁へ悪送球するエラーで、ランナーは2塁へ進みます。
しかし、最後は藤井選手をレフトフライに打ち取りゲームセット
もつれた試合は延長11回、ヤクルトが5-4で逆転勝ちして、このカード、何とか3タテを免れました。

バーネット投手が勝ち投手、松岡投手が5年ぶりのセーブを挙げました。おめでとうございます。
リリーフ陣が1点もやらず無失点リレーは見事でした。
石山投手は前回は好投も、今日は味方エラーもありましたが、ちょっと期待はずれでしたね。

ヤクルトは12安打放ち5得点も、犠牲フライ×3、ソロホームラン、そして最後は相手エラーが決勝点
タイムリーヒットなしでの勝利でした。
どこかで1本でもタイムリーが出ていれば、もっとすっきり勝てていたたかもしれません?


勝ったからよかったものの、石山投手が打たれた4回は、慎吾くんの先頭打者へのエラーから3失点
11回も大引選手が同点(訂正)となったかもしれない走者をエラーで出すなど、守備ミスがありました。
失点につながらなくてホントによかったですが、最後まで冷や冷やのゲームとなりました。

しかし、大引啓次選手がエラーをした試合は負けない不敗神話が続きますね。
大引選手の失策を喜んでいいのか悪いのか複雑な気分になります。
しっかり守って下さい。

昨年までのことがあるので、ヤクルトのショートの守備のハードルはかなり低くなっていて、
大引選手は守備がいいと過大評価されていますが、
これだけポカが多くては、とても守備の名手とは言えないでしょう。
ただし、失策しても負けないという運の強さは感じます。
ここまで来たら、シーズン最後まで不敗神話が続きますように!

川端選手は2打席凡退後、さすがと言うバッティングで、ホームランなど3安打猛打賞!
もう最多安打は確定で、200安打に届くかどうかだけでしょうね。
首位打者も、ほぼ決まりのような気がします。
ただし、守りはしっかりお願いします。
外野はもちろんですが、今シーズンも、結局、内野は三遊間の守備が最も不安要素が多いですね。

不調の山田くんに、とりあえず2安打出たのはよかったです。
ヒットは、コースヒットのゴロと、詰まったポテンヒットで、いい当たりではないので、
状態はまだ何とも言えません。

10回の無死1、2塁、ここで打ってほしいというチャンスに進塁打も打てませんでした。
11回最後の打席は、今日の打球の中では当たりは一番よかったですが、大島選手に捕られました。
もう一伸びほしかったですね。好調時なら、これも抜けているんでしょうね。

ベンチが写った時に、山田くんの目がくぼんで、げっそりした表情だったのが心配です。
相当、疲労がたまっているんでしょう。完全に夏バテですね。

昨夜のプロ野球ニュースの解説で、高木さんや田尾さんが、
不調から抜け出すには、まずは疲れをとることと話していましたが、私もそう感じます。
今日もチャンスで一打が出ずに、試合がもつれた責任を感じていると思いますが、
お休みさせるわけにはいかないのなら、やはり3番からは外してほしいですけどね。
慎吾君ほど図太くなく、山田くんは調子が悪いとネガティブになりがちなので、
気楽な打順で調子を取り戻すことができればと、いちファンとしては希望します。


この3連戦、もうちょっとで中日に3タテ喰らいそうなところで、何とか9回土壇場で追いつき、
延長で相手ミスとは言え、今日勝ったのは大きな1勝です。

火曜日からは巨人に3連勝した好調・広島カープとの3連戦。
東京は幾分、酷暑が和らぎましたが、関西はまだまだ猛暑が続くようです。
体調に気をつけて、次のカードはすっきり勝ち越してほしいものです。

2安打1死球 最後は相手エラーを誘う決勝点! 1番・比屋根渉選手、いい働きをしています。
燕12安打もタイムリーなしの5得点、延長11回相手エラーが決勝点☆5-4_e0222575_9152885.jpg

by misty2011 | 2015-08-09 20:44 | 東京ヤクルトスワローズ

プロ野球フォトブログ/東京ヤクルトスワローズ・山田哲人選手を応援しています。

by misty2011
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