ヤクルトDeNAに連勝☆11-6 引退の三浦から廣岡プロ初打席で3ラン

昨夜、神宮最終戦を勝利で飾った東京ヤクルトスワローズは、今日はハマスタでの今季最終戦。
24日が雨で中止となった振替試合です。

先発は、横浜DeNAは引退試合となる三浦大輔投手、ヤクルトは杉浦稔大投手
DeNAは昨夜で3位が確定しています。

スタメンには8番ショートでルーキーの廣岡大志選手が、
今日1軍初昇格で、即スタメンの大抜擢となりました。
ファームでは10本塁打マークしています。
山田選手でさえ、1年目での公式戦デビューはなく、CSでのプロデビューでしたからね。
その期待の大きさが伺えます。

ショート廣岡選手のプロ初出場により、西浦選手がサード、川端選手は1塁の守備につきました。

試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式 ルーキー廣岡選手がプロ初打席で1号3ラン!乱打戦制し2連勝!

初回、ヤクルトは坂口、川端選手が連打で無死1、3塁から
山田選手のピッチャーゴロ併殺打の間に1点先制。
相変わらず山田選手はヒットが打てませんが、とりあえず1点入りました。

その裏、杉浦投手は梶谷選手に18号ソロホームランを浴び、たちまち1-1の同点に。

2回、ヤクルトは先頭の雄平選手が2塁打、西田捕手がヒットで1死1、3塁から
今日プロ初打席の廣岡大志選手が、レフトスタンドへ3ランホームランを叩き込み4-1とします。
初球は空振りでしたが、2球目、思いっきりのいいスイングで豪快にスタンドまで運びました。
これは、大物感が漂っていますね。

しかしその裏、杉浦投手はエリアン選手に一発を浴び4-2
2死後、三浦投手にヒット、桑原選手にもヒットを打たれると、
梶谷選手にライトへタイムリー2塁打を打たれ4-4の同点に追いつかれます。

ここで、石山泰稚投手に交代も、ロペス選手に34号2ランホームランを浴び4-6と逆転されます。
序盤から点の取り合いとなりました。

4回、ヤクルトは雄平選手が2塁打、西浦選手は四球を選ぶと、
西田捕手がタイムリーヒットを放ち5-6
2死後、坂口選手が粘って四球をもぎ取ると、
川端選手がライトへタイムリー2塁打を運び7-6と逆転。
1塁ランナーの坂口選手はホームタッチアウトとなりました。

4回からヤクルトは館山昌平投手が登板し、5回までランナーを出しながらも無失点

6回も続投の三浦投手から、ヤクルトは西浦選手がヒットと2盗
西田捕手は四球で、廣岡選手はライト前ヒットで無死死満塁

ここで、代打の三輪ちゃんがセンター前にタイムリーヒットを放ち8-6
坂口、川端選手が倒れ2死満塁となり、問題の山田くん
三浦投手の初球を叩きセンターオーバーのタイムリー2塁打で、2者生還して10-6
ようやくですね、山田くんにヒットが出ました。
2打点あげて、102打点となり、自己最多打点となりました。
番長だから打てたのもあったと思いますが、とにかくヒットが出てほっとしました。
いい時ならスタンドインだったでしょう。

6回裏、その三浦投手が先頭で打席に立ちます。
ベンチでヘルメットを被っているときから目には涙が光っていました。
ヤクルトは村中投手に交代し、三浦投手はセンターフライに倒れます。
桑原選手に四球を与えますが、梶谷選手のファーストライナーダブルプレーで3アウト

これで三浦投手はお役御免と思いきや、涙のまま7回もマウンドに上がります。
受ける高城捕手も、バックで守る野手陣も泣きながら三浦投手の最後の投球を見守ります。
雄平選手が空振り三振で、三浦投手は万感の思いで最後の投球を終えました。

この後、2番手で加賀投手が登板
すると、西浦選手が2試合連続となる7号ソロホームランをレフトスタンドに運び11-6

7回からは、横浜の田中ー三上ー山崎投手の前に得点ならず。

ヤクルトも8回から松岡―秋吉投手のリレーで無失点に抑えゲームセット
11-6で横浜DeNAを下し、昨夜に続き連勝しました。

2番手で投げた石山泰稚投手が、今季初勝利をあげました。おめでとうございます。

三浦投手のラスト登板となったこの試合、
三浦投手は打たれながらもスタンドのファンの声援とラミレス監督の温情采配?で、
なんと7回途中まで投げる異例の引退試合となりました。
普通は、引退試合は一人の打者か、せいぜい1イニング投げて交代ですが、
これもファンから愛されたハマのエース番長ならではだったんでしょう。
真剣勝負の中にも、様々な思いが巡るラスト登板でした。

ルーキーの廣岡選手が、何と初打席で引退する三浦投手から3ランを打ったのも、
去るものとこれから未来を築く選手との世代交代を告げる一発だったように思いました。

そして、久しぶりにヒットを打った山田選手は、三浦投手から最後のヒットを打った打者となりました。
今日の1本で吹っ切れて、広島との最終戦では、
体の負担がなければ、思いっきりのいいスイングを見せて締めくくってほしいと願います。
できれば盗塁もあと1個したいですね。
田中広輔選手は今日盗塁をしてないので、2個差のまま最終戦まで来ました。

川端慎吾選手は、今日マルチヒット2打点で打率.301で、4打席終え交代しました。
3割キープのためでしょうか?

写真は4月10日ハマスタ 川端慎吾選手
ヤクルトDeNAに連勝☆11-6 引退の三浦から廣岡プロ初打席で3ラン_e0222575_012117.jpg


坂口選手は今日2安打しましたが、依然3割は厳しそうです。


打つ方は活発でよかったですが、
先発の杉浦投手は、「勝てなくなったから引退する」と話した三浦投手と変わらないほど
かんたんに打たれました。
期待されながらも、毎度期待を裏切ってきた杉浦投手。成長が見られません。
来季は、いよいよ正念場ですね。
もっと体幹を鍛え、メンタルも強くしてもらいたいと思います。

ヤクルトはいよいよあと1試合。
チームも選手もいい形で締めくくって下さい。

そして、三浦大輔投手、横浜一筋25年間、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました。

by misty2011 | 2016-09-29 22:42 | 東京ヤクルトスワローズ

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