ふたつの退場劇、コロンビアのサンチェス選手とヤクルトの青木宣親選手

昨夜は、サッカー、ロシア・ワールドカップ、グループH初戦、日本対コロンビア戦で、
日本代表がコロンビアに勝つ大金星を挙げ、日本中が盛り上がりました。
私は野球の方をメインで見ていたので、サッカーW杯はリアルタイムでは見ていません。
試合後のスポーツニュースや、今日のワイドショーなどで見ました。

「何であれが一発レッドなの…」史上2番目のスピード退場となったコロンビア代表MFが嘆き節

試合開始3分、香川真司選手が強烈なシュートを放つと、
ジャンプしたカルロス・サンチェス選手が右手を伸ばして止め、
その瞬間、主審が迷わずPKと退場を宣告しました。
開始3分での退場は、W杯史上2番目のスピード退場とのこと。
日本代表は、これで俄然、優位に試合を進めることになりました。

一発レッドカードで退場となったMFのC・サンチェス選手は、
「何であれが一発レッドなの…」と嘆き、不満そうでした。

映像を見ると、一発レッドはちょっと可哀そうなようにも思えました。
長くサッカーをやっていて、今でも時々シニア、
それも70歳以上の草サッカーの試合に駆り出されている亭主も、
あれがレッドは厳しすぎる、せいぜいイエローじゃないかと言っています。
まあ、それで日本が勝ったようなものなので、日本にとってありがたい判定ではありましたが。

で、その退場となったサンチェス選手が、ヤクルトの山田哲人選手に似ていると、
ネット上で話題になっていることを、サッカーが終わった直後に知りました。

サンチェス選手の画像は こちらで
サンチェス選手のInstagram

確かにね・・・(笑)目が大きくてたれ目で、口がやや大きめで、
退場になった時の悲しそうな表情も、
どことなく山田くんが落ち込んでいるときの顔に似ていました。
山田くんもサッカーをやっていてFWでたくさん得点していたようですね。
なもので、山田くんファンのばあさんとしては、他人事とは思えず、
一発レッドには同情を禁じえません。
長谷部選手のファールも、何だかなあという感じで、あの主審は厳しめなんですかね?

試合は、大迫勇也選手が勝ち越しのヘッディングゴールを決め、
また守備でもハメス・ロドリゲス選手のシュートを体を張って止めました。
まさに「大迫半端ない」プレーでコロンビア戦のMVPでしたね。

サンチェス選手は次の試合も出られないので、3試合目では活躍してほしいですね。
出来れば、日本とコロンビアがともに決勝トーナメントに進出できたらと願っています。


続いて、プロ野球での退場の話題から
昨夜の神宮でのヤクルト対ソフトバンク戦でも退場シーンがありました。
ヤフーのトップニュースにもあがっていたくらいです。

7回裏、ヤクルトの攻撃中のことです。
1死後、山田選手がバットを折りながらもセンター前ヒットで出塁し、
16個目となる完璧に近い2盗を決め、1死2塁のチャンス!
ここで、打席に立った青木選手がハーフスイングで空振り三振と判定され、
三塁塁審への確認を求めますが認められず、牧田球審に向かって発した言葉が暴言と判断され
退場となりました。

青木選手は。「悔しかった。打者はその1打席に懸けている。
(三塁塁審に)聞いてくれてスイングなら納得する」と悔しさをにじませたとあります。

青木選手の場合、私は、いつかはこうなるのではないかという懸念は抱いていました。
今回だけじゃないですからね。

誰だったかど忘れしましたが、開幕直後(訂正)から、
青木選手の審判への態度を見ていた野球関係者が、退場処分になることを予測していました。
(メジャーでチームメイトだったDeNAのウィーランド投手でした、)

ヤクルト復帰後は、審判の判定への文句が多く、
オラついたりキレた態度が目についていましたからね・・・。
メジャーに行く前からそうでしたっけ??あまり記憶がありません。
度々なので、審判団の中で、もしかして要注意人物としてマークされていたのかもしれませんね?

ただ、昨夜の球審は、ベンチに戻っての武田投手の長時間の治療など全く説明がなく、
ストライクボールの判定も、ばらつきが目立ち、チームの中に不信感があったのかもしれません。
それが積もっていての暴言とも取れなくはないですが、
結局、退場になって、試合終盤の大事な場面で出られなくなり、
チームに迷惑をかけたのは事実です。
青木選手は、今までセーフだったので、
まさか、あれで退場になるとは思ってなかったのかもしれませんが、
やはりぐっとこらえて自重してほしかったですね。
審判に文句を言って、それで得することはまずありませんから。

野球のハーフスイングに関して、
公認野球規則「審判員の裁定8.02(C)2 」によると

ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ、
監督または捕手は、振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に
要請することができる。
球審は、このような要請があれば、塁審にその裁定を一任しなければならない。
塁審は、球審からの要請があれば、ただちに裁定を下す。
このようにして下された塁審の裁定は最終のものである。

また、某現役審判によると、
青木選手も小川監督もハーフスイングを三塁塁審に確認するよう求めていましたが、
打者や攻撃側監督にその権利はないとのことです。
上記にある野球規則の監督とは守備側の監督ということですね。

よくバレンティン選手が、1塁の塁審を指さして、
振ったかどうかの判定を確かめてくれというようなジェスチャーをしていますが、
あれも本当なら意味がないってことなんですね。

昨夜の場合は、球審が塁審の判断を仰ぐまでもなく、スイングと判断したってことでしょう。
実際に映像を見ると完全に振っていました。
求める権限のないバッターから要請され、その上暴言を吐かれたとなると、
いくら青木選手が不服だとしても、客観的に見て、退場はやむを得ないと私は思います。

以後、これを教訓に、チームの勝利のためにぐっとこらえるところはこらえて、
審判への態度は改めてくれたらと願います。
熱い気持ちはそのままに、真のチームリーダーとしての資質を高めてほしいと思います。
青木選手に対しては、いつもキツめのことを書いて申し訳ありません。
そういう選手であってほしいからです。

ふたつの退場劇、コロンビアのサンチェス選手とヤクルトの青木宣親選手_e0222575_2218953.jpg


9回の好機に、青木選手が退場せず打席に立てていたら、サヨナラがあったかもしれません。
二度と同じようなことを繰り返してはなりません。もうやらないでしょう!
交流戦ラストゲームに敗れ、退場劇もあって、ちょっと後味が悪い最後となったのは残念です。

by misty2011 | 2018-06-20 17:00 | 東京ヤクルトスワローズ

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by misty2011
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