松山首位攻防一戦目は乱打戦で燕が鯉に敗れる

東京ヤクルトスワローズは、今日から松山坊ちゃんスタジアムで広島カープとの2連戦。
目下、セ・リーグ1位と2位、燕と鯉の首位攻防戦です。楽しみにしていたんですが・・・。

スワローズの先発はローテの谷間で、中澤雅人投手が昇格して、今シーズン初の1軍での先発マウンド。カープは20歳の今村猛投手の先発で試合開始。

試合経過は ニッカンスコア スワローズ公式スコア

立ち上がり、中澤投手は、先頭・梵選手にライト前にヒットを打たれ、バレンティン選手が守備でもたつく間に3塁へ進みます。
ここからカープの猛攻撃を浴び、初回だけで打者一巡6安打され5失点。あちゃ~、ダメだこりゃ~、ため息混じりに見ていました。

2回裏、スワローズは1点かえしますが、3回から2番手で投げた松井光介投手が岩本選手に2ランホームランを浴び2点追加され1-7と6点差。
正直、初回でもう試合がほぼ決まったと思っていましたが、さらに点差が広がり、がっくりしていました・・・。

ところが、カープ先発の今村投手が3回裏、乱れます。畠山選手の2点タイムリーヒット、相川選手のタイムリー、さらに今村投手の2個のワイルドピッチで一挙5得点で6-7と1点差に迫ります。

これはいけるぞ~!面白くなったと思いましたが、最後まで追いつくことは出来ず、8回にはカープに2点追加され、結局6-9で、スワローズは初戦を落としました。

途中からは接戦となりましたが、首位攻防戦にふさわしい試合内容とは言い難く、どちらも先発が踏ん張れず、乱打戦となってしまったことは残念です。

中澤投手は、せっかくもらったチャンスを生かせませんでした。昨年デビュー当時の好投は見る影もなく、昨年後半の悪い状態のままでした。
元々球威はないので、コントロールや打者のタイミングを外すピッチングをしないと、なかなか上では厳しいかもしれませんね。結果を出せなくて、本人が一番悔しいはずですし、残念に思います。

ここへ来て、スワローズは先発の柱・村中投手がわき腹を痛め戦線離脱したのが大きく堪えますね・・・。
さらに勝利の方程式を担う松岡健一投手が不調で登録抹消と、投手陣が手薄になってきました。
先週投げた山本斉投手が抹消されたのが早過ぎたように思います。早く帰ってきてほしいです。

今日登板した中継ぎ投手陣の橋本投手、久古投手はよく投げたと思います。特に橋本義隆投手はいまだ無失点、ずっと好投が続いています。投げるポジションを変更してもいいかと思うくらい、コントロール、球のキレもよくナイスピッチングでした。

久古投手も、廣瀬選手に死球をぶつけましたが、ひるむことなく強気のピッチングで好投しました。
最後に投げた加藤投手もよかったです。
敗戦の中にも明るい材料はあります。

打者は、カープの2番手以降の中継ぎ投手陣に対して、もう少し粘りがほしかったですね。
結局、3回に5点とって以降は0行進。追加点が取れなかったのが痛かったです。

明日は、おそらく増渕投手と前田健太投手の投げ合いが予想されるので、今日のような展開にはならないと思いますが、特に立ち上がりの悪い増渕投手は初回をうまく切り抜けてほしいと願っています。

マエケンは昨年ほどのピッチングはまだ見せてないので、点をとるチャンスは必ずあると思います。

ヤクルトは今日負けて2連敗、カープに同率首位に並ばれました。これ以上連敗だけは避けてほしいですね。
坊ちゃんスタジアムで応援する燕ファンのためにも、いい試合を見せてほしいと思います。
by misty2011 | 2011-05-07 23:02 | 東京ヤクルトスワローズ

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