バレンティン逆転3ランでヤクルト6連勝!平井投手プロ初勝利

ゴールデンウィークの今日から9連戦がスタート。
初っ端は敵地マツダスタジアムで広島カープとの3連戦から始まりました。

晴天のマツダスタジアムは客席の半分以上が真っ赤に染まっていましたが、
最後はヤクルトがバレンティン選手の6号逆転3ランホームランで試合を決め、傘が大きく揺れました。
8回に逆転されたときは、もうダメかと一瞬思っただけに、なんて嬉しい逆転勝利だったことでしょう!
「センキュー、バレンティン」ココ様、本当にありがとう。

試合経過は ニッカンスコア スワローズ公式サイトスコア

先発は広島東洋カープが福井優也投手、ヤクルトスワローズは赤川克紀投手の先発で試合開始。

福井投手は立ち上がり、コントロールに苦しみ2連続四球でヤクルトはチャンスをもらうと、
ミレッジ選手が三振後、バレンティン選手も四球で1死満塁の大チャンス。
ここで腰痛からスタメン復帰した川端慎吾選手がセカンドライナーダブルプレーに倒れ、
絶好の得点チャンスを潰します。

さらに2回にもヒットと相手失策でチャンスを作りますが、この回も得点ならず。
こういう時って、嫌な流れになりかねません。

3回は先頭・上田剛史選手がヒットで出るも牽制死。続いてミレッジ選手が四球で出塁すると、
2死後川端選手がヒットでつなぎ2死1、2塁。
ここで宮本慎也選手がセンターへタイムリーヒットを放ちようやくヤクルトが1点先制!

今日は稲葉篤紀選手がKスタ宮城の楽天戦で初回にタイムリーヒットを放ち2000本安打を達成。
おめでとうございます。
先を越されましたが、ヤクルト同期入団の宮本選手は2000本まであと6本としました。
これで点が入っていなければ、いよいよ悪い流れになるところでしたが、さすが慎也さんでした。

続いて畠山和洋選手がライトへ2点タイムリー3塁打を放ち3-0とします。
ライトが突っ込んできて捕れず、後ろに転がる間にハタケが3塁まで走りました。
畠山選手は今日は3安打2打点と復調のようす。引っ張ってもいい当たりが戻ってきました。
得意のデーゲームはやはりよく球が見えるようですね。このあとも続きますように!

赤川克紀投手は5回まで許したヒットはわずか2安打。低めに丁寧に投げてピンチらしいピンチがありませんでした。
ところが6回、1死後東出選手に四球、廣瀬選手にはレフトへ2塁打を打たれ1死2、3塁とピンチを招くと
ニック選手にセンター前にタイムリーヒットを打たれ3-2となります。
さらに會澤選手にもヒットを打たれ、2アウトをとった後、増渕投手に交代。
ここは堂林選手を空振り三振に仕留めます。

7回は日高亮投手が最速147キロと今日もストレートのキレ、コントロールとも抜群で、
2奪三振などで三者凡退にきっちり抑えます。

1点リードの8回からは押本投手が登板。
しかし、先頭・東出選手にヒット、ニック選手にもヒットを打たれ1死1、2塁のピンチ。
ここで広島は代打の切り札・前田智徳選手が打席に。つまりながらもライト前にタイムリーヒットを運ばれ
ついに3-3の同点とされます。
続く代打・丸選手の打席では、今シーズン1軍初登板となる渡辺恒樹投手がマウンドにあがりますが
センター前タイムリーヒットを浴び3-4と勝ち越しを許します。

この場面で今季1軍初登板のナベコーさんには、いくら左対左と言ってもちょっと荷が重過ぎた?
このあと平井諒投手に交代し、カープのWスチール失敗などもあり追加点を許しません。
できれば、7回が平井投手で、日高投手を前田智徳選手や丸選手のところで使いたかったですね。

9回はカープはてっきりサファテ投手と思いきや、ミコライオ投手が登場。
まず先頭の田中浩康選手がヒットで出塁。代走は1軍に仕上がってきた三輪選手。
上田選手が送りバントを決め、ミレッジ選手はセンター前ヒットで1死1、3塁とチャンス拡大。

ここでバレンティン選手がミコライオ投手の初球を捉えると打球はぐんぐん伸びてレフトスタンドに入る逆転3ラン!!
やった~!!!9回土壇場で6-4とヤクルトが逆転。

その裏は、バーネット投手が締め、ヤクルトが一時は劣勢からバレンティン選手の一振りで
6-4で逆転勝ちをおさめました。
8回途中から投げた平井諒投手がプロ初勝利を挙げました。
勝ち星が転がり込んできた感じですが、日頃の好投のご褒美ですね。おめでとうございます。

プロ初勝利の平井諒投手 画像は浦添キャンプより
バレンティン逆転3ランでヤクルト6連勝!平井投手プロ初勝利_e0222575_13503414.jpg


ヤクルトはこれで引き分けを挟んで6連勝!
特に今日は負けたかと思ったところからの鮮やかな逆転勝ちでした。

広島のクローザーのサファテ投手が出てこなかったというのは何かアクシデントでもあったんでしょうか?
あと2戦も投げれないのであれば、ヤクルトにとってはラッキーですが、どうなんでしょう?

【追記】試合後の野村謙二郎監督談によると
「(8回の逆転後、ミコライオを起用したが)ミコライオの状態が良いということで、
サファテじゃなくミコライオでいったんだけど。
まあ、それが結果的には裏目に出たんだけど。
準備の段階で、ミコライオが先にきていたので、そのままミコライオをいかせたということです。」ということです。
また野村謙二郎監督の迷采配に助けられました。
広島も監督が違えば、もうちっとは勝てるチームになると思うんですけどね・・・。


ヤクルトにとっては、このまま1点差で負けていたら、ショックの残る負け方でしたが、
一転最高の形で逆転勝利となりました。逆にカープにとってはダメージが残る負け方でした。

ここまでブルペン投手陣が頑張ってきましたが、ついに無失点を続けていた押本投手が打たれ失点しました。
もう既に登板過多気味ですし、いつかは打たれるので仕方ないと割り切りましょう。
これで負けていれば、勝ちゲームを落とす嫌な負け方でしたが、そこから逆転したので、オッシーも救われました。

元はといえば、初回、2回と相手投手にもらったようなチャンス、大量得点でもおかしくないのに1点も取れなかった野手の責任です。
その後も6回のチャンスも潰しましたが、今日は最後に野手が継投失敗の投手陣を救いました。
小川監督もバレンティン弾に救われてホッとしたことでしょう。強いチームの勝ち方でしたね。

この勢いでさらに連勝を続けたいですね。
前回、野村祐輔を打てなかったので、明日は何とか攻略してほしいです。
by misty2011 | 2012-04-28 20:02 | 東京ヤクルトスワローズ

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