日本シリーズ第5戦 吉川またボウカ―に被弾 巨人圧勝で王手

昨夜は延長12回、飯山選手の劇的サヨナラヒットで日本ハムが勝って2勝2敗のタイに持ち込みました。
今日、勝ったほうが日本一に王手をかける大事な一戦。

先発は第1戦と同じで、北海道日本ハムファイターズが吉川光夫投手、読売ジャイアンツは内海哲也投手で
午後6時32分試合開始。

2回、巨人は矢野選手が内野安打で出塁。
1死後、初戦でも東京ドームで吉川投手のスライダー失投を捉え3ランホームランを打ったボウカ―選手が
今度はストレートをたたき、広い札幌ドームライトスタンドへ2ランホームランを放り込み巨人が2点先制!

まあ、何と言っていいのか、よほどタイミングが合うんでしょうね。巨人にとっては願ってもない先制弾、
日本ハムにとっては痛すぎる被弾でした。


試合経過は ニッカンスコア

その裏、ファイターズも反撃して、金子誠選手のタイムリーヒットで1点かえし2-1とします。

しかし、3回には坂本勇人選手のタイムリー、矢野謙次選手のタイムリー、エドガー選手のタイムリーで
5-1となったところで吉川投手は降板。

その裏、ファイターズは糸井選手のタイムリーで1点返し5-2となりますが、
4回には坂本選手の犠牲フライで6-2
さらに5回には多田野投手が柳田球審の誤審により危険球退場となり、
森内投手に交代も、2点追加点を取られ、8-2と巨人がリードを広げます。
審判にも見放され?ファイターズは流れが悪くなる一方です。

内海投手は8回まで投げ2失点と好投。
8-2と6点差で8回からは、ファイターズは斎藤佑樹投手が日本シリーズ初登板。
8回は三者凡退に抑えますが、9回に入り4本のヒットと1四球で2点取られ10-2

9回は西村健太朗投手が登板も、2安打されるなど今日もピリッとしませんが、何とか無失点に抑えてゲームセット。

第5戦は昨日の緊迫した投手戦から一転、10-2の大差で巨人が圧勝し、日本一に王手をかけました。
日本シリーズ第5戦 吉川またボウカ―に被弾  巨人圧勝で王手_e0222575_054976.jpg


ファイターズの誤算は何と言っても先発の吉川光夫投手でした。
ボウカ―選手にまたも一発を浴び、試合の流れを巨人に渡しました。

日本シリーズにはよく「逆日本シリーズ男」が出ますが、今シリーズの場合、今のところ吉川投手がそうでしょうね。
今まで逆シリーズ男は、私の中では打者のイメージでしたが、吉川投手もドツボにハマってしまった感じです。

2度の先発ともシーズン中の好投とは別人のようなピッチングでした。
プレッシャーからか落ち着きがないように見えました。
今日は、変化球でなかなかストライクがとれず、ストレート勝負して被弾するという最悪の結果。

反対にシーズン中の成績はパッとしないボウカ―選手が大事な試合で2度までも勝負を決めるホームランを打つとは。
こちらは、ここまでは完全に「シリーズ男」となっています。
それも吉川投手にだけといいっていいくらいドンぴしゃでタイミングが合うようです。相性って怖いですね。
このまま日本一になればMVP候補でしょうね。

あと、巨人にも逆男がいました。西村投手は、今日は大量リードで投げても不調はそのまま変わらず。
これでもう大事な場面では使えないというのがはっきりしました。

ファイターズは、大差がついたので、栗山監督が目をかけている斎藤佑樹投手を投げさす場面が出来て、
一部ファンはさぞ満足したことでしょう!?
結果はこちらも使えないとわかりました。持って1イニングでしょうね。

日本一に王手をかけて、一日おいて東京ドームで第6戦となります。
巨人が有利に変わりはありませんが、第6戦は武田勝投手と澤村投手の投げ合いとなれば
そう簡単に試合は決まらないと思います。
最後までいい試合を見せてほしいと期待しています。
by misty2011 | 2012-11-01 23:32 | セ・リーグ

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