発信者情報開示請求をした結果は

東京ヤクルトスワローズの本拠地・神宮球場では15日からオープン戦が行われています。
例年だと、神宮でのオープン戦は自由席なので良席は早い者勝ち。
勇んで出かけるところですが、以前にも書きました通り、某ブロガーから私は神宮で脅迫されているため
今年はまだ球場へ出かけられない状態です。
99%大丈夫と思っていても、心に引っかかりがあって足が向きません。

不安を取り除き、身の安全を確保して、今シーズンは神宮へ気持ちよく出かけたいと願い、
昨年末に意を決して、私はそのブログを管理するポータルサイト「livedoor」に対して、テレサの書式にて
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(プロバイダ責任制限法)による
発信者情報開示請求」を提出しました。


開示請求は所定の書式で、申立人の運転免許証など本人確認を証明できるもの
3か月以内の印鑑登録証明書を添付して、その印鑑を押印し、書留で郵送請求します。

その他、必要な添付書類はいろいろありますが、私の場合、一例をあげると
その脅迫文が書かれた記事を画面キャプチャーしてプリントアウトしたものを添付。
「IT弁護士カンダのメモ」によると、提出証拠として「欄外のURLがそのサイトの特定事項として重要な記載となるので、
ウェブページをPCなどに保存してから印刷したものではなく、
サイトの情報がブラウザのウィンドウごと画像になる画面キャプチャが優れている」ということです。
画面キャプチャの方法は、検索すればいろいろ出ています。

私が請求した「livedoor」では、これ以外に1000円分の郵便小為替が必要でした。

livedoorから、請求後1か月過ぎて返ってきた来た回答は、予想通り開示拒否でした。

そのブロガーが開示するはずもなく、個人で開示請求をしても、ブログ管理会社からは
ほぼ100%拒否されるということは予備知識としてわかっていたので、特にショックはありませんでした。
やっぱりね・・・という感じで。

で、ここから先はあきらめるか、弁護士など代理人に依頼して、そのポータルサイトの所在地がある東京地裁に
「発信者情報開示請求」訴訟を起こし、裁判所で開示判決が出れば、
それをもとに再度ブログ運営会社に開示請求をすることになります。


私の場合は、請求先がライブドアなので、発信者の住所・氏名などのある程度の情報は持っていると思いますが、
それらの情報がないプロバイダ、また2ちゃんねるなど匿名掲示板のようなところへの書き込みだと、
そのプロバイダや掲示板管理者に開示請求、その開示されたIPアドレスを元に、
次は通信プロバイダ(NTTやKDDなどの)に開示請求と2重の負担となり、
申立人にとっては非常に煩雑で時間がかかります。
時間が経過すればするほど、ログは消失する可能性が大です。
開示訴訟裁判は、最低でも1ヵ月~2ヵ月はかかると言われています。2箇所請求だとその倍以上です。
もっと長期に渡るケースもあります。

弁護士に依頼すれば、着手金だけでも20万くらいは必要で、成功報酬は訴訟裁判一回ごとに必要です。
ダメもとで、とりあえず自分で請求してみたんですが、案の定、開示拒否されました。
もし、書き込みがきわめて悪質で開示される可能性が高い場合は、
最初から弁護士を立て開示請求したほうがいいでしょうね。
この「プロバイダ責任制限法」って、被害者救済よりは、現実には、弁護士を儲けさすための法律になっているかもしれません。

最近は判例で、情報開示にかかった裁判費用は、非のある発信者負担となるケースがあり、
申立人の全額負担になるとは限らないようです。

私の場合は、損害賠償等の民事ではなく、あくまで「脅迫罪」で発信者を刑事告訴することが前提で、
そのための開示請求です。
開示請求書にもそう書いたので、相手には私の意思は伝わっていると思います。

本来ならば、警察が調査して、相手に対して事情聴取してくれれば済むことですが、
何しろ警察が動いてくれないばっかりに、自分で確たる証拠を取り揃えなくてはいけなくなりました。

単なる被害届では、警察は捜査義務がないので、話しを聞くだけで終わることがほとんどですが、
刑事告訴であれば、告訴状が提出された場合、警察は受け取りを拒否できないことになっています。
また、受理すれば捜査義務を負うものとされています。
しかし、現実には難くせつけて告訴を受理しなかったり、受理しても捜査に進まないことが多々あります。
確実な証拠や情報が多いほど、警察が動いてくれる可能性は高まります。
要するに、動いてもらうためには、こちらがある程度お膳立てをしなきゃいけないということです。

最初の段階では、ネット上で相手のことが全くわかりませんでしたが、いろいろ調べたり情報を集めていくうちに
100%の確証はありませんが、相手の名前と勤務先と、居住地は判明しました。
ただ、肝心のそのブログに書き込んだIPアドレスはわかりませんでした。

警察は、相手のIPアドレスがわかっていれば、比較的動いてくれるようです。
IPアドレスを調べるには令状が必要となるためハードルが高いけれど、
IPアドレスから投稿者を調べるのは捜査照会だけで済むため、警察としても動きやすいということらしいです。
ただし、令状が必要なプロバイダも存在するとのこと。(IT弁護士カンダのメモより引用)

本来ならIPアドレスを調べるのも警察の仕事じゃないのって思いますけどね・・・。
まあ、最近、IPアドレスから誤認逮捕者が出て問題になっていますが。

相手ブロガーは、うちのブログを時々チェックしているようですが、おそらく自分のパソコンからは見てないでしょう。
なもので、IPアドレスは特定できません。

こんなこと書いていいのかどうかわかりませんが、(法的にまずいようでしたら取り下げます)
どなたか、そのブロガーのIPアドレスをご存知の方は、メールフォームからお知らせいただけませんか?
その他、メルアドなど、ご存知の情報ならなんでも結構です。
警察、裁判所、弁護士など捜査に使う以外、守秘義務は守ります。
発信者情報が開示された場合でもそうですが、みだりにその知りえた情報を漏らすと、罰せられます。
一切ご迷惑はかけませんのでご協力をお願いします。ガセはダメですよ!
念のため事件が解決するまでは、メールへの返信は致しませんので、ご了承ください。


2ちゃんねるなどの匿名の掲示板とは違って、ブログを書いている人物なので、、
ハンドルネームと言っても、その人物そのものが書いていると断定し、特定できることでしょう。
一時は大量の画像無断転載により、著作権侵害の規約違反で閉鎖になったブログです。
その一件で、私に対して逆恨みをし、あげくにブログ上での脅迫に至ったわけです。
その経緯は、livedoorも承知していることなので、
素人が個人で請求しても、開示の可能性があるかもしれないと一縷の望みをかけていたんですが・・・。

現実は、「プロバイダ責任法第4条第1項各号その他の開示を正当化する事由があるとは判断できませんでした」
という理由により、開示は拒否され、発信者の立場の方が守られました。
開示拒否の理由の回答文は、ほぼどこのプロバイダでも同じ紋切り型です。

この「開示を正当化する事由があるとは判断できない」っていうのが、何ともあいまいで、わけわかりません。
それなら逆に、脅迫罪に該当するようなことを書いても、開示拒否になる正当事由をはっきり説明してよと言いたいです。

一般人だと、殺すぞと脅迫されたケースでさえ、開示されなかったことがあるようですから、
「今度神宮で見つけたら、引きずり出してぶん殴ってやるからそう思え」との2度に渡る脅迫くらいじゃ、弱いんでしょうね。
脅迫以外にも、当方をカスブログ、チクリ、いやがらせが生きがい等々侮辱し、クソババを連呼、
また事実無根の記述もあって、言いたい放題、私のことを誹謗中傷しています。
本来ならば、これだけでも侮辱罪に当たるでしょう。

こんな発信者が守られ、どうして被害者が泣きをみなきゃいけないのか、ものすごく矛盾を感じます。

そうこうしていたら、私がキャンプ見学に行っている間に、相手は脅迫を書いた箇所を削除しました。
相談していた弁護士から知らされました。(ほぼ同じ内容のブログをもう一つ開設しているのでそちらの同ヵ所も削除)
いままで放置していたのに、この期に及んで削除したってことは、証拠隠滅と自己保身!?
相手は自分に忍び寄る危機に恐れを感じ始めたのかもしれません。

発信者情報開示請求をしたことで、ライブドアからそのブロガーに意見照会が行っているのは確かで、
今回は非開示となりましたが、少しは相手に対するけん制にはなったと思います。

しかし、だからと言って、相手が反省したとか、私に謝罪するなんて気はさらさらないでしょう。
そういう気持ちがあれば、一言何かあってもよさそうなものですが、何もありません。
削除して、してやったり、にんまりしているかもしれません。
私の場合は、これ以前にログ保全の手続きをしているので、記事を消してもログは残っているはずです。

今回のことで、ネット上でいろいろなケースを見ていると、弁護士を立て発信者情報開示の訴訟を起こしても、
必ずしも勝訴できるとは限らないようです。
ネット上で、実名や住所、顔などをさらされて中傷されたような場合は、確実に開示になるでしょう。
私の場合は、名指しではなく抽象的に書かれてあるので、両方のブログを見ている人ならすぐわかりますが、
そうじゃなければわかりません。その点が弱いのかもしれませんね・・・。
とにかく、こんな経験は初めてなので、どこまで悪質なことを書かれたら開示なのか、さっぱりわかりません。

辣腕IT弁護士なら開示を勝ち取れるかもしれませんが、そんな弁護士は依頼しても忙しすぎて引き受けてくれません。
また、裁判所から開示命令がそのブログ運営会社に出ても、
罰則がないため、管理会社やプロバイダによっては100%開示するとは限らないという情報もあります。
何のためのプロバイダ責任制限法やら・・・。

なもので、私の場合は「脅迫罪」に当たる刑事事件なので、やっぱり行きつくところは警察なんです。
相手居住地の管轄警察署にも出向きました。
単なる被害届は、原則的に自分の居住地の最寄り警察ですが、
刑事告訴したい場合は、捜査上、相手居住地を管轄する警察のほうがいいようです。

これだけ情報があるんだから、警察がちょっと調べればわかること。
こんなばあさんの些細な一件で動くほど、警察は暇じゃないってことですかね?
厳罰に処してほしいとか、起訴まで持って行けるとは私も思っていません。
ただ、事情聴取くらいはやってくれてもいいじゃないですか。
暴力事件が起きれば動いてくれるということですが、そんなの当たり前で、それでは遅いっちゅうに。

警察が届出を受理しなかったり、受理しても机の引き出しに仕舞い込んだりしているのは、
検挙率と関係があるようですね。検挙率を下げるような事件は取り扱いたくないと。
ここでも思います、何のための警察かと。

また、現状では、弁護士もそうですが、警察内部にもネット犯罪に関する専門家がまだ非常に手薄なため
面倒見れませんって感じなんだと思います。
ただ、私の場合は、書いた人物はそのブロガーだと特定できるんですけどね。


今日は身内の法事があって、親族が集まります。
某高検の検事とも久しぶりに会います。
刑事畑の検事なので、何かアドバイスをもらえるかもしれません。この際、相談してみます。
このまま泣き寝入りはしたくありません。
墓場までこの件を引きずって行ったのでは、成仏できそうもありませんからね・・・。

執念深いばあさんだと思う方がいるかもしれませんが、自分の身に降りかかってくれば、
どれだけ悔しくて腹立たしい事か、たぶんご理解いただけると思います。

こんな奴を相手にするなと言う方もいますが、相手にするも何も、私は怖くて神宮に行けなくなったし、
行っても、いつもビクビクしなきゃいけないのは、せっかくの観戦が苦痛になります。
実際、夢でうなされて、その男に神宮で殴られて目が覚めたということが何度もあります。
一度は、神宮の帰り、知らない男に電車のホームから突き落とされた夢まで見ました。
私は元々、気は強いほうですが、精神的にはかなりダメージを受けています。

相手の本当の目的は、たぶん私を脅して精神的に追いつめ、ブログを閉鎖に追い込むことなんだろうと思います。
その削除された記事にも「いつかブログも閉鎖に追い込んでやるから楽しみに待っていろ」と記述がありました。
私は閉鎖する時は自分の意思で決めます。他人の指図は受けません。
閉鎖すれば、それこそ相手の思うツボなので、お休みすることはあっても、閉鎖は意地でもしたくありません。

逆に、決して相手には閉鎖を求めてはいません。
これは前回にも書きましたが、私にとっては憎々しいブロガーでも、
そのブログを楽しみにしている多くの支持者がいるので、その方々の楽しみを奪うようなことはしたくありません。


今度、その仲間の集まりがあるようなので、いざとなったらその場に乗り込んで直談判しようかとも考えました。
2度にわたり、あんなに念を押して殴ると脅したからには、ホントに殴られるかもしれません。
ブログには、「この先、神宮で暴力事件があり、犯人が…の●●だったら、それは私だ、たくさんのエールよろしく」
とまるで英雄気取りでした。

ガン闘病の身で、その上、怪我をさせられるのはイヤですが、そうなれば、暴行か傷害罪で相手は捕まるので、
そのほうが手っ取り早くて解決につながるかもと思ってるくらいです(いえいえ冗談と制しています)。

相手は脅迫記事を削除して終わりと思っているかもしれませんが、殴らないと言っているわけではありません。
私の撮った写真をアドレスを切り取って無断転載した時もそうでしたが、こっそり削除してあとは知らんぷり。
【追記】いつの間にか、削除されていた脅迫記事は元通りに戻っていました
ということは、反省どころか脅迫の意思は継続しているとみていいんでしょう。

相手から誠意ある対応があれば、私はこんなこと、書きたくもしたくもありません。
穏便に事が解決できれば、それに越したことはありませんから。


発信者情報開示請求されるようなことや、あとで削除するくらいなら、最初からそんなこと、書くんじゃない!
多数の人が見ているブログの発信者として、ネット上での責任や、人としての良心はあるのかと問いたいです。

私の身の安全が確保され、相手からの謝罪がない限り、ブログ「梅造イズム」に対する私の闘いは終わりません。

追記 既に、相手方のかなり詳細な個人情報を得たので、発信者情報開示の必要はなくなりました

最後に、法律の知識がないもので、解釈や表現に間違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
by misty2011 | 2013-03-16 00:22 | ネット不正問題

プロ野球フォトブログ/東京ヤクルトスワローズ・山田哲人選手を応援しています。

by misty2011
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