2014年 04月 05日
ヤクルト大乱打戦を制す。やらかした森岡選手が勝ち越し打!2日連続お立ち台
今日は石川雅規投手の先発ですが、チーム二人目の勝ち投手となれるでしょうか?
ベテランの意地を見せてもらいたいところです。
阪神タイガースは秋山拓巳投手の先発で午後2時試合開始。
そう、秋山投手は、プロ初勝利をヤクルトが献上しています。
試合は12-11のスコアが示す通りの大乱打戦。
辛くもヤクルトが打ち勝ちましたが、両チームとも先発が試合を作れないどころか壊してしまい、
エラーも絡んで、ハチャメチャな試合展開となりました。
阪神では、手が付けられないマートン選手が2本の2ランと走者一掃のタイムリーで一人で7打点と今日も大暴れ。
一方、ヤクルトは1番から3番打者が3安打猛打賞とよく打ち、計5打点。
2番・雄平選手に今季1号2ランホームランが出ました。
試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式 19安打で打撃戦制す! 森岡選手が勝ち越し打、雄平選手に1号
乱打戦に決着をつけたのは、10-10と同点の8回裏、昨夜のヒーロー森岡良介選手が
ライト線にタイムリー2塁打を放ち1点勝ち越すと、山田哲人選手もライト前ヒットで12-10と2点差に。
結果的にはこの2点目が効きました。
最後は、カーペンター投手が1点失いますが12-11の1点差で、何とか逃げ切りました。
4時間5分の大乱打戦は、阪神が11安打11得点、ヤクルトは先発全員安打の19安打で12得点、
両チーム合わせて30安打23点の凄まじい点の取り合いでした。
もう何が何だか試合経過を思い出すのも気が遠くなりそうです。
ライアンに続いてほしいとのカツオくんへの願いは、初回からもろくも消えました。
立ち上がり、いきなり先頭打者にヒットを打たれ、ゴメス選手にタイムリー、マートン選手に2ランホームランを浴び
初回に早くも3失点。ダメだ、こりゃ~!
ここから壮絶な打ち合いが始まったというわけです。
阪神先発の秋山投手もルーキーイヤーのようなイキのいい面影はありませんでした。
1回裏、ヤクルトは山田くんがヒットで出ると雄平選手が今季1号2ランを放ち2点かえすと、
その後も打線がつながり、相川亮二捕手のタイムリーヒット他で4-3と逆転に成功。
2回にはバレンティン選手のライトオーバーのタイムリーヒットと相手送球エラーで2点追加して6-3
しかし、これでも石川雅規投手は立ち直れませんでした。
3回、先頭をヒットで出すと、ショートゴロを森岡選手がファンブルしてピンチを広げ、
鳥谷選手は四球で満塁となったところで、マートン選手に走者一掃のタイムリーヒットを浴び6-6の同点に。
レフトのミレッジ選手がマートン選手の打球にギャンブル的に飛び込みますが、打球は抜けていきました。
試合は振り出しに・・・。
打線は粘り強く、4回には今日バースデーのミレッジ選手のタイムリー内野安打で7-6と勝ち越します。
しかし5回、石川投手はマートン選手にライトへ2ランホームランを運ばれ7-8と逆転されると、
その後、ピンチで押本投手に継投も、山田選手が今成選手のショート後方のフライを落とし(記録は2塁打)、
センターの悪送球も重なって2点追加され7-10となります。
ここまでカツオくんを引っ張ったベンチもたいがいですが、不安視されていたセンターラインの守備もボロボロでした。
もう悪い流れでこのままいくのかと思いきや、今シーズンの燕打線はあきらめません。
その裏、安藤投手を攻め、畠山、森岡、ユウイチ選手の連打で満塁とすると、
山田選手がライトへ犠牲フライを運び8-10
さらに、雄平選手がレフト線へのタイムリーヒットを放ち9-10と1点差に追い上げます。
ミスをした1、2番がバットで何とか挽回しようと意地を見せました。
ヤクルトは6回から2イニングを山本哲哉投手が0点に抑え、猛虎打線の流れを断ちます。
特に、当たっているマートン選手を外ストレートで見逃し三振に斬ってとったシーンにはしびれました。
ヤクルトはその間の6回裏、相川選手が送りバント失敗後、センター前タイムリーヒットを放ち、ついに10-10の同点に!
8回は石山泰稚投手が0点に抑えます。
そして8回裏、畠山選手がライトフェンス直撃の2塁打で出塁すると、相川選手のライトフライで、
代走の三輪正義選手がタッチアップして果敢に3塁をおとし入れます。
難しい判断でしたが、よく走りました。ナイスラン、三輪ちゃん!
ここで、3回に手痛いエラーをして、乱打戦への火をつけた森岡選手がライト線へタイムリー2塁打を放ち
11-10と勝ち越します。
さらに、山田哲人選手もライトへタイムリーヒットを放ち12-10と2点差に!
9回はカーペンター投手が登板し、関本選手のタイムリーで1点差に詰め寄られますが、
最後の打者を空振り三振に斬ってとりゲームセット。
12-10の打撃戦を制しました。
やれやれ疲れる試合でした。どちらに転んでもいいような大乱戦。
結局、10失点は5回までの石川投手で、それ以降は8回までリリーフ陣が踏ん張りました。
野手は大乱打戦の荒れた試合の中でも、ミスをした選手が、それを取り返そうと意地を見せました。
去年はそのままショボーンとしていたのに、今年は何とかしようという逞しさを感じました。
今季1号2ランホームランなど3安打3打点の雄平選手 (写真は3月21日神宮)
三輪ちゃんの好走塁もよかったですね。名わき役がキラリと光っていました。
写真は3月29日神宮 代走での三輪正義選手
森岡良介選手は2試合続けてお立ち台でよかったですが、守備の方をしっかりお願いします。
逆転できていなければ、戦犯の一人でしたからね・・・。
あのエラーから、負の連鎖で慎吾くんも哲人くんも、雄平選手も何だか不安定な守備でしたからね。
それにしても石川投手が心配です。開幕2戦目もコントロールが悪かったですが、
今日も球が高くては、球威がないだけに打たれます。勝負球が甘すぎますね。
低めに丁寧に粘り強く投げてこそのカツオくんです。次回はそういう姿を見せてほしいと思います。
あと、今日は球審の橋本審判が、こういっては何ですが、ストライク・ボールの判定では、
ヤクルト有利のジャッジが多かったですね。
最後の、三振ひとつ前の藤井選手への外の球なんかはボールだったように思いますが。
ゾーンが一定しないのは困ったもんです。昨年から私の中では要注意審判となっています。
まあヤクルトが今日はちょっと得したかもしれません?
まあ、とにかく勝ってカードを勝ち越せてよかったです。
明日も打ち合いになりそうですが、頑張ってください。
YouTube プロ野球チャンネル セントラル・リーグ (毎回、ハイライト映像がアップされたら貼っておきます。)
by misty2011
| 2014-04-05 20:45
| 東京ヤクルトスワローズ