2014年 04月 06日
虎にやり返され被安打20で15失点、先発・リリーフ投手の再編を!
3戦目の先発は、前回マツダスタジアムで初回に2失点しながらも、降雨ノーゲムとなり、ツキのある中澤雅人投手。
阪神は榎田大樹投手の先発で、不安定な空模様の下、午後1時30分試合開始。
ヤクルトは打順をいじってきました。
2番に川端選手、雄平選手を5番にもってきました。
2試合続けてお立ち台の森岡選手は、相手が左ピッチャーということでベンチスタートとなり、
ショートはルーキーの西浦選手。
これがどういう結果になるでしょう?
と、最初に書くのも虚しいだけの展開となりました。
前日の倍返しどころか10倍返しをされたようなダメージの残る敗戦。
試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式 投手陣が20安打15失点…岩村選手が代打1号弾も3連勝逃す
そもそも、先日ノーゲームになった時の中澤雅人投手に、再び先発のチャンスを与えたことが
今日の大きな敗因のひとつとなったように思います。
結果は2回持たずに2失点で降板。
ここからブルペンの歯車が狂いました。
2番手の押本健彦投手が2回途中というこんな早くからリリーフするとは思わかったでしょうね。
それでも、きっちり抑えます。
さらに、オッシーは慣れない打席にも立ち、フォアボールを選んで1死満塁のチャンスを作り、
1番山田哲人選手のタイムリー内野安打で同点、川端選手に犠牲フライで3-2と勝ち越します。
3回には、代打・岩村明憲選手の3ランホームランで6-2と4点リード。
4回からは村中恭兵投手が登板し、2イニングをパーフェクトに抑え流れを作ります。
高津コーチの投手プランによると、村中投手は自分のイメージと違ったということで、
開幕は2軍調整となり、バーネット投手抹消で、ようやく1軍に上がってきて、今日は素晴らしいピッチングを見せました。
昨日の石川投手や今日の中澤投手と比べると、同じ左腕でも、やはり投げる球に断然威力がありました。
今まで期待されながらも伸び悩んでいるとは言え、モノが違うなあと思いました。
行けるところまでロングリリーフさせるものと思っていたら2イニング投げただけで、
6回からは八木亮祐投手に交代。これが逆転負けへのプロローグだったように思います。
7回も続投の八木投手は、先頭の上本選手に、バレンティン選手の緩慢プレーもあって、
ライトへ2塁打を浴びピンチを招きます。
つづく大和選手にヒットを打たれ、1死後、ゴメス選手にタイムリー2塁打を浴び6-4と2点差に。
ここでヤクルトは5番手で石山泰稚投手に継投。
しかし、マートン、新井良太選手に連打され6-5と1点差となります。
追加点が欲しいヤクルトは、その裏、2死から西浦、上田選手に連打でチャンスメイクし、
山田選手がレフトへ2点タイムリーヒットを放ち8-5と突き放します。
3点差でちょっと安心したのもつかの間、8回も続投の石山投手は、田上、梅野選手に連打され
上本選手は四球で無死満塁のピンチを招くと、大和選手にタイムリーヒットを打たれ8-7と1点差に追い上げられます。
この後、1死後満塁で、本来なら今日は投げない予定だった山本哲哉投手が急きょ登板も、
ゴメス選手にショート内野安打を打たれ、ついに8-8の同点に。
さらに、マートン選手にレフトスタンドへ3ランホームランを運ばれ、この回6失点で8-11と逆転されます。
9回は久古投手が登板すると、ゴメス、マートン選手にタイムリーヒットを打たれ8-13
さらに、満塁から坂選手にもタイムリーヒットを浴び8-15となります。
ヤクルトは、逆転されてからは反撃できず、結局8-15で、今日は乱打戦に敗れました。
昨日は両チーム合わせて30安打23点で、勝ったのはヤクルト
今日は虎の逆襲で、阪神が20安打15得点、ヤクルトは11安打で8点で、両チーム合計31安打23点。
2試合連続の30安打以上の神宮バッティングセンター乱打戦は、
前日のきつ~いお返しをされ、今日は阪神にやり返されました。
まあ、途中であきれるやら、もう早く終わってくれと、私はテレビの前で、ため息も出ない状態でした。
こんな状態になった腹いせに、
「高津コーチ、責任とっておまえが投げろよ!」なんて、つぶやいていました。すみません。
しかし、マートン選手にどんだけ打たれたら気が済むの!?
この3試合で、ヤクルト投手陣は、マートン選手には10安打(うち3本塁打)で12打点と荒稼ぎされました。
ヤクルト打線もよく打ちましたが、それ以上に打たれてはどうやっても勝てません。
うまく行けば3連勝なんて思いましたが、甘すぎました。
今更ながら、昨日はどっちに転んでもおかしくなかったので、勝っておいてよかったです。
今日は下位打線がチャンスメイクして、上位打線へつながり得点できたのはよかったですが、
肝心のクリーンアップがノーヒットに終わり、もっと得点できる場面であと一押しができませんでした。
特に、バレンティン選手の状態が悪いですね。大振りばかり目立って、空振りやポップフライになりました。
守備でもエラーがつかないミスもあり、精彩を欠いていました。
目の前で、マートン選手があんなに打っては面白くなかったのかもしれませんが、
今シーズンのボールは、昨年よりさらに飛ぶような気がするので、コンパクティンでお願いしたいですね。
今日は、1番の山田哲人選手が6打数2安打4打点、2番の川端慎吾選手が4打数3安打1打点の猛打賞と
当たっていただけに、クリーンアップが打っていればと悔やまれます。
今日はリードを守っていれば、ひょっとして山田くんのお立ち台かもと期待していましたが、
こんな結果になって残念です。チャンスに弱いと言われた山田選手でしたが、
最近はチャンスでも結果を出しているのが頼もしく思います。(写真は3月29日神宮)
ベンチがどういう考えかわかりませんが、少なくとも今日の結果で中澤投手の先発はもうないでしょう。
昨日の石川投手にも、先発としてあまり期待できませんが、今までの実績があるので、先発剥奪とはならないでしょうね?
2軍調整もできないのなら、中継ぎで投げてもらってもいいんじゃないですかね。
ということで、毎度、期待すると裏切られますが、
今日の感じでは、もう村中投手に先発で投げてもらうしかないように思います。
ホントは、八木投手も先発の方がいいように思うんですが、そうなるとブルペンが手薄になるんでしょうね。
しかし、先発がある程度、最低でも5回は投げてくれないと話になりません。
誰とは言いませんが、野手の余った選手を下げて、下から投手陣を上げてこないと、
夏前にはほとんどのブルペン投手陣が疲弊して壊れてしまうようで心配です。
昨年のような春先の貧打は解消されています。得点は出来ているんです。
投手陣がある程度メドがつけば、こんなバカ試合を繰り返さなくても済むように思いますけどね・・・。
開幕したばかりですが、早めに手を打って、先発投手の見直し、配置転換をやってもらいたいと切望します!
【追記】残念なニュース
日刊スポーツ ヤクルト村中、2回0封も腰痛で2軍降格
あらら、そういうことだったんですね。村中投手、しっかり治して、次は先発として投げてほしいと思います。
これで投手の台所事情がますます厳しくなりましたね。とにかく投手を下から補充してください!
YouTube プロ野球チャンネル セントラル・リーグ (毎回、ハイライト映像がアップされたら貼っておきます。)
by misty2011
| 2014-04-06 20:11
| 東京ヤクルトスワローズ