「すぽると!」侍ジャパン仁志コーチから山田くんへのアドバイス

昨夜放送されたフジテレビ「すぽると!」より、
侍ジャパン日本代表入りをした東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手に関する部分をかいつまんで紹介します。

小久保裕紀監督率いる侍ジャパンとMLBオールスターチームとの日米野球開催を前に
「野手編」で、未来を担う二人の若き侍として、山田哲人選手と、柳田悠岐選手を取りあげていました。

小久保監督は、「今年の成績だけで(山田選手を)選んだ、見てみたいと」
山田くんは「(代表入りは)素直に嬉しい、実感がわいてきた」

今シーズンの大躍進について、山田選手は
「想像してなかった。内も外も自分の思うように打てた」と、話していました。

しかし、小久保監督からは世界と戦うために求められるのは高い守備力

山田選手の課題は守備
スローイングが安定しない。球際が弱いこと、ピボット(併殺プレー)もまだまだで、エラーが多いと自己分析

侍ジャパン仁志敏久内野守備走塁コーチとの対談で、仁志さんは山田くんのグラブを見ただけで、その弱点を見ぬきます。
グローブにはその選手の普段の送球の癖が現れる。
山田くんの場合は、守備の際の重心が高いことを指摘します。
山田くんも重心が高いと自覚していました。

仁志コーチは、 重心が高いと→大股になる→送球が不安定になると。
山田くんは、
「2ステップなら投げられるが、そのまま投げられない。下半身が先について上体があとからついてくる」と。

仁志さんも、ステップの幅と上体の動きが合っていない。大股のステップを直すことで重心が低くなると指摘。
意識の中であと3cmでも5cmでも重心を下げる意識を持つと良い。
重心が低くなれば送球も安定するとアドバイス。

さらに、仁志さんからもう一つグラブのアドバイス!
↓↓は山田哲人選手の使っているグラブ 写真は2014年10月27日秋季練習で撮ったものです。
シーズン中とはカラーが違っていて、おニューでしょうか?それとも練習用のグラブ?
番組中も、このグラブでした。
【追記】後日、侍ジャパンの試合を見た際には、次の写真キャメルブラウンのグラブでした。
やっぱり、こちらは練習用のグラブっぽいかな?
山田哲人選手のDonaiya(ドナイヤ)のグラブ (なお、オールスター2014ではアディダスのグラブ使用)
「すぽると!」侍ジャパン仁志コーチから山田くんへのアドバイス_e0222575_11402384.jpg


追記
2016シーズン、山田哲人選手は、社員1人のメーカー「Donaiya(ドナイヤ)」(東大阪市)とアドバイザリー契約。
ドナイヤグラブの契約第1号選手となりました。 
当ブログの記事 山田哲人選手「ドナイヤ(Donaiya)」とアドバイザリー契約/これまでのグラブ変遷 をご覧ください。

山田哲人選手2016年のドナイヤグラブは こちらの画像



参考までに、2014シーズン中使っていたのは、↓↓こちらの色のDonaiya(ドナイヤ)のグローブ 写真1枚追加
メーカーがわからなくて、画像検索をしたら、
私の撮った写真がヤフーの知恵袋に載っていて、回答者の説明で知りました(笑)。
出来るだけロゴマークがわかる写真を選びました。
「すぽると!」侍ジャパン仁志コーチから山田くんへのアドバイス_e0222575_15175286.jpg



仁志さんは
「グローブ内側の指を入れる箇所に、指を収める輪っかのようなリングを付けると良い。
そうすると送球が安定する」

ポジショニングの良さ、グラブさばきの巧みさで、守備の名人だった仁志敏久さんは
現役時代、薬指にリングをつけたグローブを使用したそうです。

また、2年連続ゴールデングラブ賞を受賞した守備の名手・楽天イーグスルの藤田一也選手
リングを付けたグラブを使用しています。

テレビの画像は使用できないので、Google画像検索でご確認ください。こちら

で、検索したたら、私が撮った写真も検索結果に載っていて(笑)、保存ディスクの中から引っ張り出してきました。

まだ移籍前の横浜DeNAベイスターズ時代のグラブの写真ですが。
グラブの部分をトリミング  2012年2月2日 横浜ベイスターズ宜野湾キャンプより
左は石川雄洋選手のグラブ 右が藤田一也選手のグラブ 違いが分かるように二人のグラブを載せます。
藤田選手は手袋をしたままですが、薬指がリングで固定されています。
楽天に移籍後も、同じ仕様のグラブです。
「すぽると!」侍ジャパン仁志コーチから山田くんへのアドバイス_e0222575_1059674.jpg


仁志さんは、リングを付けることで捕球時に重要な働きをする薬指を固定できると話していました。

仁志コーチからの、これはナイスアドバイスですね。早速、山田くんも特注してみてはどうでしょう?
今までも、宮本選手や城石コーチ他から、守備に関してはいろいろアドバイスをしてもらったと思いますが、
グラブに関する助言は初めてではないでしょうか!?
結果はどうあれ、いちど試してみるといいですね。

セカンドの守備では、菊池涼介選手がびっくりするような好守備を魅せますが、あれはマネしてもできるものではありません。
お手本にするなら、私は藤田一也選手だと思いますね。
ポジショニングも、捕ってからの素早いスローイングも抜群です。山田くんも是非、見習ってほしいと思います。


これ以外にも代表チームでは、同じセカンドの名手・仁志コーチから、いろいろな技術的なアドバイスがもらえると
大変ありがたいですね。

指導者と選手って、やっぱり合う合わないってあるので、(いい例が杉村打撃コーチと山田くん)
仁志さんの指導が山田くんに合っているといいですね。
二人の対談を見ていて、何だか期待が持てそうと思いました。
これで、もし山田君の守備力が上がれば万々歳です。
仁志さん、どうかご指導のほどよろしくお願い致します。

山田くんは、入団会見でも「日の丸を背負える有名な選手になりたい」と語っていますが、夢が現実のものとなりつつある今、
「走攻守すべての面で活躍できるところを見せたい。自分はまだあまり知られてないので
テレビの中継などで、もっと有名になり知名度を上げたい。みんなに覚えてもらえるようなプレーを見せたい」と熱く語っていました。

以上、簡単ですが、走り書きのメモを参考に、山田選手出演部分の紹介をしました。
by misty2011 | 2014-11-09 12:25 | 東京ヤクルトスワローズ

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