デイビーズ5回2失点も杉浦誤算、延長12回5時間12分の死闘の末6-6の引き分け

5戦目でようやく2016シーズン初勝利をあげた東京ヤクルトスワローズ
今日も勝って早めに5分に戻したいですね。

試合の前に、昨夜9回に登板して打たれた徳山投手は、
体調不良のため都内病院を受診し「インフルエンザA型」との診断を受け、登録抹消されました。
ペレス投手もインフルエンザA型で抹消されたばかり。リリーフ陣がますます苦しくなりました。
これ以上、感染が広がらないことを祈ります。
下からは寺田哲也投手が昇格。
また、昨日の試合で腰を痛めて交代した大引啓次選手も登録抹消となりました。

それから公式記録の訂正がありました。
29日6回、上田剛史選手のショートへの打球は、鳥谷選手のエラーとなっていましたが、
ヤクルトからの訂正要請にNPBが応じ、記録はショート内野安打に訂正されました。
鳥谷、上田選手どちらもwin-winでよかったですね。

では、試合です。
先発は、ヤクルトが今日1軍登録された新外国人助っ人のデイビーズ投手
阪神タイガースは、早くも中5日でメッセンジャー投手
スタメンは6番に昨夜のヒーロー鵜久森選手、7番はショート西浦選手


試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式 雄平選手の2度の同点打で今季初の延長戦は両チーム譲らず引き分け

初回、デイビーズ投手は髙山俊選手に初球をいきなりライトスタンドへプロ初ホームランを
運ばれ先制されます。
初球から振ってくる相手に対し、不用意な高めのストレートでした。
さらに、横田選手に内野安打、四球でランナーを出し、2塁けん制悪送球で1死2、3塁とピンチ拡大。
2死後、ゴメス選手のショートゴロの間に2点目を失い0-2

デイビーズ投手は、立ちあがり一発浴び、動揺したままミスも出て2失点。

その裏、ヤクルトは1死後、川端選手が四球、畠山選手がレフト線への2塁打で2死1、3塁から、
雄平選手がセンターオーバーのタイムリー2塁打で、たちまち2-2の同点に!

ヤクルトは5回1死後、川端選手が2塁打で出ると、
山田哲人選手がレフトポール際へタイムリー2塁打を放ち3-2と勝ち越します。
前2打席ではチャンスに打てなかった山田くんでしたが、
今度はメッセンジャーのインコースストレートをきっちり捉えました。

デイビーズ投手は、初回を見た時はどうなることかと案じましたが、
その後は。ランナーを出しながらも無失点に抑え、5回まで投げ2失点。
球速が出るわけでもなく、制球がよいわけでもなくて、何となく抑えた感じでした。

写真は2月28日オープン戦よりデイビーズ投手
デイビーズ5回2失点も杉浦誤算、延長12回5時間12分の死闘の末6-6の引き分け_e0222575_23404540.jpg



6回は村中恭兵投手が登板し、三者凡退にきっちり抑えます。

7回は杉浦稔大投手が登板。これが誤算でした。
1死後、3連打され3-3の同点に追いつかれると、このあと連続四球で押し出しとなり3-4
さらに犠牲フライで3-5と、この回3点奪われ逆転されます。
杉浦投手、リリーフに回りましたが、腕が振れず、逃げのピッチングで
全くいいところがありませんでした。
ピッチング以前に、メンタル面が大きな課題かもしれません。
中村捕手も弱気のリードでしたね。

2点を追いかけるヤクルトはその裏、高宮投手から上田選手が内野安打、
川端選手がヒットで1死1、2塁から、山田くんがセンター前にタイムリーヒットで4-5
雄平選手がファースト後方へのラッキーなタイムリー内野安打で5-5の同点に!

ヤクルトは8回はルーキ投手、9回はオンドルセク投手が無失点に抑えます。

5-5の同点で延長戦へ突入。
10回は古野正人投手が3人で片付けます。
2イニング目の11回、高山選手にこの日4安打目のヒットを打たれ、送りバント、
四球、セカンドゴロ(山田くん好守)、四球で2死満塁となります。
ここで鳥谷敬選手を迎え、古野投手は押し出しの四球を与え5-6と勝ち越しを許します。
なおも満塁で、西岡選手はセカンドゴロで3アウト。

その裏、阪神は9回から登板したマテオ投手が3イニング目も続投。
1死後、坂口選手が四球で歩き、ボークで1死2塁となり、
川端選手はライト線へタイムリー2塁打を放ち6-6の同点に!
凄すぎ~慎吾くん、今日3安打猛打賞で今季初打点!
山田くんは四球で1死1、2塁
ここで、森岡良介選手が打席に立ちますが、ファーストゴロで2死2、3塁
雄平選手は敬遠され2死満塁。荒木貴裕選手との勝負となります。
荒木選手は粘ってフルカウントになりますが、最後はショートゴロでサヨナラならず。

12回は寺田哲也投手が登板
先頭の狩野選手にライト前ヒット、梅野捕手は送りバントで1死2塁
ここで、今日4安打の髙山選手に対し、ヤクルトは久古投手を投入。
髙山選手を浅いセンターフライに打ち取り、つづく横田慎太郎選手を三振に仕留め3アウト。
ヤクルトの負けはなくなりました。

12回裏、阪神は榎田投手が登板
西浦選手、中村捕手が連続三振後、上田選手は内野安打で出塁!
しかし、坂口選手はライトフライに倒れゲームセット。
5時間12分延長12回死闘の末、6-6の引き分けに終わりました。

ながいながい試合でした。
いろいろ書きたいことはありますが、もうテレビを見ているだけで疲れました。
選手の皆さん、お疲れさまでした。
勝って終わりたかったですが、今日の疲れが明日に響かないことを願います。

結果論ですが、デイビーズ投手をもう1回でも引っ張れなかったでしょうかね?
後ろの計算ができないので、先発が早く降りると、やりくりが大変。

杉浦投手が特に今日は大誤算ですね。古野投手もそうですが、押し出しの四球が2個もあっては・・・。

打つ方は、よく追いつきました。
初回の雄平選手の2点タイムリー2塁打
5回と7回は、山田くんがタイムリー2塁打とタイムリーで2打点
さらに、7回は雄平選手がラッキーなタイムリー内野安打で同点に追いつきます。
1点を追う延長では、川端選手が同点となるタイムリー2塁打と、素晴らしいバッティング!
それでも勝てませんでした。
負けなくてよかったのかもしれませんが、ここまでもつれたら是が非でも勝ちたかったです。

後ろは、ルーキ投手とオンドルセク投手はよかったです。ここだけは計算できそう。
あと、抹消中のペレス投手も。
村中投手も1イニングだけなら良さそう。そのうち先発に回らないかな!?
久古投手も今日は左封じをきっちりできました。
問題は、これ以外のブルペン陣をどう使っていくかでしょうね・・・。
高津コーチの手腕にかかっています。
勝ちパターンで使える投手の質も数も足りません。
インフルエンザで2投手の抹消も痛すぎます。

先発がなるべく長い回を投げてもらうしかなさそうですね。
明日は小川投手に期待です。


by misty2011 | 2016-03-31 23:43 | 東京ヤクルトスワローズ

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