最後まで野村祐輔を打てず★0-5完封負け、田中広輔の盗塁阻止だけがポジ要素

東京ヤクルトスワローズは、今日からマツダスタジアムで広島カープとの2連戦

先発は、広島が野村祐輔投手、ヤクルトは小川泰弘投手
今シーズン、ヤクルト打線は野村投手に苦しめられましたが、
今日は8度目の対戦、来季のためにも、最後くらいは攻略してほしいですね。

スタメン1番は坂口選手。
もうお休みさせるかと思ってたんですが、3割キープは大丈夫なんでしょうか?

また、「甲状腺機能低下症」で出場選手登録を抹消されていた今浪隆博選手が今日1軍復帰
ただ、スポニチによると ヤク今浪 右膝手術示唆「選択肢に入れている」

今浪選手は、古傷の右膝痛は階段を上り下りするたびに痛みが走るほど深刻で
「プレーにも支障が出ている。良くなるために手術は選択肢に入れている」とのことです。
これほど満身創痍でもチームの勝利ために頑張ってくれていたんですね。頭が下がります。

試合経過は ニッカンスコア
スワローズ公式 2番手・石山投手が3回無失点の好リリーフも、打線つながらず零封負け

初回、ヤクルトは川端選手がヒットで出塁も、山田、バレンティン選手が倒れます。

その裏、小川投手は2死後、丸選手にレフト前に落ちるヒットを打たれると、
新井選手に投じた初球がライトオーバーのタイムリー2塁打となり、
1塁から丸ちゃんが一気にホームインして1点先制されます。

丸選手の打球は、普通のレフトなら捕球できていたでしょうね。
バレンティン選手、その前の田中選手の打球は、ナイスキャッチしましたが・・・。

小川投手は3回にも2死後、丸選手に四球を与えると、
新井選手にレフトへ19号2ランホームランを運ばれ0-3
ストレートを続けたあとの、見逃せばボール球かと思う低めのフォークボールでした。
打った方が上手かったでしょうね。
つづく、鈴木誠也選手にも29号ソロホームランを浴び0-4
こちらは、ストレートが真ん中高めに入った失投でした。

新井選手は今日3打点加え、山田くんを抜いて101打点となりました。
写真は9月4日神宮 新井貴浩選手
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4回からは石山泰稚投手が登板し、ピンチはありましたが6回まで0点に抑えます。
ナイスロングリリーフでした。
来季は、村中投手とともに先発転向との記事がありますね。

ヤクルト打線は、もう何度も対戦している野村祐輔投手を今日も捉えられません。
6回まで投げ、わずか3安打しか打てませんでした。

7回は大瀬良投手の前に三者凡退

その裏、ヤクルトは村中恭兵投手が登板し、1死後、田中広輔選手に四球を与え出塁を許します。
山田くんの盗塁を2個差で追いかける田中選手は、初球から走ってきますが、
村中投手が1塁へけん制球を投げ、向かった2塁でタッチアウトとなり2アウト。
盗塁を阻止できてやれやれです。
今日の試合でよかったことは、これくらいですかね・・・。

この後、菊池選手に3塁打、丸選手に死球でピンチを招きますが、新井選手を空振り三振に仕留め、
無失点で切り抜けます。

8回裏は松岡投手が登板
1死後、ルナ選手をサード川端選手のエラーで出すと、代走の安部選手に2盗を許し、
石原捕手は四球でピンチを招くと、久古投手に交代。
しかし、代打の小窪選手にライトへタイムリー2塁打を浴び0-5

一方、打線は7回から広島の継投、大瀬良ージャクソンー今村投手の前に得点できず、
そのままゲームセット。
4人の投手リレーの前に、0-5で完封負けを喫しました。

打線は、川端選手が2安打、西浦選手、鵜久森選手が1安打のわずか4安打に終わりました。

雨で22日の試合が中止となり、5日間試合がなく休養たっぷりのヤクルト打線でしたが、
打線は眠ったままでした。

山田選手は、4打数ノーヒット。
野村祐輔投手のインコース攻めで腰が引け、真ん中あたりの球でも、腰が入らず手打ち状態。
スイングも、全くタイミングが取れず、らしからぬ空振りが状態の悪さを物語っていました。
最後の打席だけ、ようやく外野に打球が飛びましたが、伸びがありませんでした。

度重なる厳しいインコース攻め、2度の背中へのデッドボールで、
山田くんは「死球の残像がある・・・」と恐怖心があることを話していましたが、
あの死球がトラウマとなっているようですね。思ったより深刻な心理状態かもしれません。
う~ん、心配です。

山田くんは、デッドボールの避け方が下手だという人もいますが、
普通のデッドボールに対しては、むしろ避け方は上手いほうです。
あんな背中に向かってくるような死球なんて、どうやっても避けられません。
ひねり王子がジャンプしても無理でしょ。

それも一度目の背中のケガ(骨挫傷)が治ったばかりで、またほぼ同じ所にぶつけられましたからね。
特に、2度目の阪神バッテリーの死球は、私は悪意すら感じます。
体めがけて投げられた死球の残像が残っているとしても、恐怖心があっても致し方ありません。

それがあるので、腰が引けたり、外の球に踏み込めなくなって、
完全にスイングが狂ってしまいました。
やっぱりデッドボールは怖いですね。
柳田選手も、これで今季序盤は苦しみましたからね。
強打者の宿命とは言え、ぶつけ得、ぶつけられ損で終わってしまうのは、納得できません。
頭部死球で危険球退場があるように、何か投手にペナルティーがあってしかるべきです。

山田くんは、このまま終わってほしくないですね。
願わくば、最終戦までに何とか克服して、死球の残像を今シーズン中に振り払ってほしいです。
そうでないと、来季のことまで心配になってきます。

盗塁のことがなければ、ホントはもうお休みでいいでしょうね。
打率はどんどん下がり、出塁率は抜かれ、本塁打、打点は、もう筒香選手が遥か上にいるので
追いつきません。

2年連続トリプルスリーだけでも凄いことはわかっていますが、
成績が下がり続けるのを見るのは悲しくなります・・・。
これだけ打てなくて苦しんでいる山田選手は、
いったい何のために試合に出ているんだろうってすら思います。
毎打席、見るのがつらくなりました。

盗塁のためだけなら、代走が一番いいですが、それはベンチとしてもできないでしょうね。
試合に出る以上は、どんな形でもいいので(死球はもう勘弁ですが)、とにかく塁に出てほしいです。

4試合残して山田くんは現在145安打。
残り試合、多く見積もって5打数0安打×4試合だと、3割を切ります。
あと1安打でれば、かろうじて3割キープできます。明日は、1本ヒットが出ることを祈ります。

それから、坂口選手は今日ノーヒットで、せっかく3割に乗ったのに、また割ってしまいました。
ベンチは何らかの配慮はしないんでしょうか??
とにかく、3割に乗せるためには、こちらもヒットを打つしかありません。

by misty2011 | 2016-09-24 20:13 | 東京ヤクルトスワローズ

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