2018年 03月 16日
3/16対広島OP戦★2-5 寺島4回4失点、廣岡2号ソロ&押し出し四球で2打点
まずは広島東洋カープとの一戦
小雨が降る中、試合前には、7年ぶりにヤクルトに復帰した青木宣親選手の
「お帰りなさい」セレモニーが行われました。
スピーチの初っ端で滑って、ちと盛り上がりませんでした。
先発は、ヤクルトが先発ローテ入りを狙う寺島成輝投手、広島はまたまた野村祐輔投手
スタメンは、1番山田、2番山崎、3番バレンティン、4番青木、5番畠山選手で、
6番に川端選手がスタメン復帰、以下、廣岡、中村、DH上田選手と続きます。
試合経過は ニッカンスコア
立ち上がり、寺島投手は1死後、菊池選手に左中間フェンス直撃の3塁打を打たれます。
丸選手にはレフトへのタイムリーヒットを浴び、いきなり失点。0-1
丸選手はけん制タッチアウトも、鈴木誠也選手には四球を与え2死1塁
エルドレッド選手にはライト前ヒットを打たれ2死1、3塁となりますが、
下水流選手をショートフライに打ち取り1点で食い止めました。
打たれたのはすべてストレートでした。
1回裏、野村祐輔投手の前に、山田選手は初球を打ってセカンドゴロ
センター前かと思いきや、菊池選手がいい所に守っていました。
山崎、バレンティン選手も倒れ三者凡退
2回、寺島投手は先頭メヒア選手に三遊間を抜けるヒット、
堂林選手には四球を与え無死1、2塁
石原捕手はピッチャーライナーで1アウト(ナイスキャッチ、よく反応しました)
田中選手はライトフライで2死後、菊池選手に四球を与え2死満塁のピンチ
このあと、丸選手を1塁ゴロに打ち取り、何とか無失点で切り抜けます。
寺島投手は2回までに51球も費やしました。
その裏、青木、畠山選手はセンターフライで2死となり、
川端選手はサードゴロで、あっさり3アウト
3回、寺島投手は先頭の鈴木誠也選手に左中間スタンドへ3号ソロホームランを運ばれ0-2
右足首骨折から復帰の今シーズンですが、ブランクを感じません。OP戦から好調ですね。
エルドレッド選手は空振り三振、後続二者も打ち取り3アウト
その裏、廣岡選手がチーム初ヒットとなるライト前ヒットで出塁し、2盗
中村捕手はショートライナーで1死2塁
好調・上田選手はセカンドフライに倒れ、2打席ランナー進めず。
山田選手はフルカウントから粘って四球を選び2死1、2塁(長川球審の判定がブレまくり)
山崎選手はフルカウントから空振り三振に倒れ得点ならず。
昨年のような、ただアウトを重ねるだけの攻撃に終わりました。
4回、寺島投手から先頭の堂林選手が1塁後方への2塁打で出塁
石原捕手のセカンドゴロで1死3塁となり、
田中選手にセンター前に抜けるタイムリーヒットを打たれ0-3
菊池選手はショートゴロで2死2塁
丸選手には左中間へのタイムリー2塁打を浴び0-4
今度もストレートを打たれました。
ここで、1塁は畠山選手→坂口選手に交代。畠山選手に何かあった??
このあと寺島投手は、鈴木選手をセカンドフライに打ち取り3アウト
その裏、バレンティン、青木選手が倒れ2死後、坂口選手がライト前ヒットで出塁
グッチ、よく打ちますね~!
川端選手はショート内野安打で2死1、2塁
つづく廣岡選手はサードゴロ(送球エラー)で2死満塁
中村捕手はショートゴロで3アウトチェンジ、得点なりません。
5回、ヤクルトは風張蓮投手が登板 やっと上がってきましたね。
守備はセンター山崎、ライト荒木、サード藤井選手に交代
先頭のエルドレッド選手にレフトへのヒット&バレンティン選手の後逸エラーで無死2塁
打たなくなると守備も雑になるバレンティン選手(ホントわかりやすいですね)
1死後、メヒア選手にセンターへタイムリーヒットを打たれ0-5
5回裏、野村投手の前に、上田、山田選手が倒れ2死後、
山崎選手がショートエラーで出塁も、バレンティン選手は見逃し三振で3アウト
ココちゃんがすっかり冷えてきました・・・。
6回、ヤクルトは田代選手がレフト、2塁は奥村選手に交代
マウンドは左の中尾輝投手
1死後、サード藤井選手のファンブルでランナーを出しますが、後続を打ちとります。
その裏、野村投手から先頭の荒木選手が三遊間を破るヒットで出塁
坂口選手はレフトフライでランナー進めず1死1塁
藤井選手はセカンドゴロ併殺打で、あっけなく3アウト
7回、ヤクルトは中尾投手ー井野捕手のバッテリー
1死後、坂倉選手にセンター前ヒット、2死後、堂林選手に四球を与え2死1、2塁
しかし、曾澤捕手を空振り三振に斬って取り3アウト
ここまで投げた投手の中では、一番力のある球を投げていました。
その裏、広島は今村猛投手が登板
先頭の廣岡大志選手がレフトスタンドへ2号ソロホームランを叩き込み1-5
出ましたね~!ロマン溢れる一発でした。
もう開幕ショートは確定でしょう。
続く井野卓捕手、大村孟選手は四球を選び無死1、2塁
奥村選手は空振り三振、山崎はセカンドゴロで2塁フォースアウト、2死1、3塁
田代選手は見逃し三振で、控え組がアピールできません。
8回、ヤクルトは近藤一樹投手が登板
先頭の松山選手を四球で出し、2死後、庄司選手にライト前ヒットを打たれ2死1、2塁も、
後続を打ち取り無失点
しかし、今年の近藤投手はピリッとしませんね・・・。
その裏、広島はジャクソン投手
先頭の荒木貴裕選手がヘルメットに当たる危険球をぶつけられ、担架で運ばれ退場。
意識はしっかりしていましたが、こめかみ辺りが腫れていたので心配ですね…。
せっかく打撃好調だというのに、何てことをしてくれるの(怒!)
ジャクソン投手は危険球一発退場で、急きょ塹江投手が登板
代走は鵜久森選手で、無死1塁から坂口選手がレフト前ヒットで無死1、2塁
藤井選手は四球で無死満塁のチャンス
広島はここで藤井投手に交代
廣岡選手は押し出しの四球をもぎ取り2-5 今日一人で2打点目
なおも満塁で井野捕手は空振り三振
1死満塁となり、大村選手はサードゴロ併殺打で3アウト。
この回、1点しか取れませんでした。
9回、ヤクルトは石山泰稚投手が登板。3人で片付けます。
9回裏、広島は一岡投手が登板
ヤクルトは三者凡退でゲームセット
神宮オープン戦初戦は2-5で広島に敗れました。
先発した寺島成輝投手は、4回を投げ被安打8(1HR)、3四球1三振で4失点
ストレートにまだ力がなく、カープ打線に簡単にはじき返されていました。
また、ボール先行で、攻めるピッチングが出来ませんでした。
今日の内容では、先発ローテ入りは厳しく、まずは2軍でストレートを磨く必要があるでしょうね。
あと、一度くらいチャンスをもらえるかもしれませんが、
その時には、生き残りをかけて、腕を振って投げてほしいと思います。
2番手以降では、左の中尾輝投手がまずまずのピッチング。
この後も、1軍でどのくらい通用するか見てみたい投手です。
左腕のリーフで、力のある球を投げられる投手が他に見当たらないので、
中尾投手には期待したいです。
打線は、なんといってもヤクルト期待の星、廣岡大志選手が光りました。
オープン戦2号ソロホームランと押し出しの四球で2打点
打点はオープン戦チームトップです。
これ以外にも、今日はライト前ヒットとエラーで全打席塁に出て盗塁も決めました。
我慢強く使っていく中で、日々成長のあとが見えます。楽しみですね。
選球眼がよくなって、ボール球には手を出しません。
また、追い込まれても簡単に三振しなくなりました。
そして、今日は軽く振ってもスタンド中段まで運ぶ長打力は魅力です。
写真は浦添キャンプより
途中出場の坂口智隆選手は今日もマルチヒット 打率は4割を超えてきました。
ただ、今日のヤクルト打線は、チャンスはあっても、阪神戦2戦目のような小技や、
チームバッティングが出来ず得点には至りませんでした。(文脈がヘンだったので訂正)
野村祐輔投手は今日は出来が良かったですが、今まで何度も当たっている投手なので、
いい加減攻略してほしいですね。
それから、厳しい見方かもしれませんが、山崎選手の外野からの返球は、
試合を見るたびに弱点が露呈して、これはちょっと・・・と言葉に困ります。
ベンチから、これだけ出場のチャンスをもらっていますが、
肩が弱いのに加え、送球も不安定ときては、
残念ながら、スタメンも守備固めでも安心して使えるレベルとは言えないでしょうね。
肩はどうにもならないので、最低でも送球を何とか正確にしてほしいと思います。
山崎選手は、今日はノーヒットで、チャンスではなかなか結果が出ませんが、
それ以外だと四球を選んだり内野安打を稼いだりしてよく出塁できています。
だからこそ、外野争いに加わるためには、守備をしっかりすることだと思います。
今日の山田哲人選手は3打席で、セカンドゴロ、四球、レフトフライとノーヒットでしたが、
打撃内容はそんなに悪くはなかったと思います。
OP戦序盤とは違って、ファーストストライクから積極的に打っていく姿勢が見られました。
相手バッテリーに、簡単にストライクは取りにいけないと警戒させるだけでも効果はあると思います。
それから頭部死球の荒木選手が心配ですね。
小川監督は、ベンチから出てきて心配そうに様子を見ていました。
きちんと検査をして、大事に至ってないことを願います。
途中交代の畠山選手、そして今日も試合に出なかった雄平選手も気がかりです。
by misty2011
| 2018-03-16 17:25
| 東京ヤクルトスワローズ