気が早いタイトル予想!ヤクルト投手&打者で可能性があるのは?

東京ヤクルトスワロ―ズは7連勝で、ついに借金を完済して勝率5割に戻しました。
さらに連勝は伸びそうな勢いですね。

あいにく、今日は台風接近で、神宮の阪神戦は中止となり試合がありません。
阪神は岩貞投手の先発だったので、流れてくれてホッとした部分もあります。
明日の予告先発は、石川雅規投手vsメッセンジャー投手です。

試合がないので、
今日はここまで87試合を消化した東京ヤクルトスワロ―ズの選手の中で、
2018シーズンの投手部門、打者部門でタイトル獲得の可能性がある選手を予想してみます。
気が早すぎますが、既に6割以上の試合を消化しているので、期待値を込めての予想です。

まずは、タイトル獲得の可能性が高い打撃部門から(7月27日終了時)

◇本塁打
1位は、バレンティン、山田哲人選手が24本で並んでいます。
以下、筒香嘉智選手が22本、丸佳浩選手が21本、岡本和真選手が18本と続きます。
バレンティン、山田哲人、筒香嘉智選手のホームラン王争いかと思われますが、
不気味なのはカープの丸佳浩選手です。
ケガで1か月近く抹消されていて出場試合が少ないにもかかわらず、
68試合で21本のホームンランを打っています。
約3試合に1本のハイペースですね。
もしも、このペースで打ち続けると、上位3選手を抜き去る可能性は大いにあります。
広島戦を多く残すヤクルト投手陣は、丸選手に一発を浴びないようお願いします。
ヤクルトの場合、いつもタイトル争いでは、
ライバルより、自軍の投手陣に妨害される傾向がありますからね。

◇打点
バレンティン選手が現時点で78打点でダントツの数字をあげていて、
2位のビシエド選手が58打点、3位タイの坂本勇人、岡本和真選手の56打点なので、
20打点以上引き離しています。
ケガで離脱など余程のことがない限り、
バレンティン選手が初の打点王のタイトルを獲得すると思われます。

◇打率
現在1位は中日の平田良介選手で、打率.3310
2位は坂本勇人選手で.3282 3位は丸佳浩選手で.3243
そして、グングン打率をあげているのが青木宣親選手で、
現在 .3143 で、チームトップ、リーグ4位まで上げてきました。
5位は昨年の首位打者・宮崎敏郎選手で.3115
一時は首位打者に立っていた坂口智隆選手は、
調子が下降気味で8位.3058、まで落ちてきました。
休養を取りながらであれば、また盛り返す可能性もありますが、
ちょっと厳しいかもしれません。
ということで、上位5選手から首位打者は決まるような気がします。

※この記事を書いている途中で、
平田選手が左手小指に死球が当たり負傷交代となりました。
その後の状態が心配ですね。離脱となれば、初タイトルが遠のきます。
追記 大事に至らず、打撲で翌日から試合に出ています。

◇盗塁
盗塁は山田哲人選手が現在22盗塁で2位以下を6個以上離しています。
脚などのケガがない限り、3度目の盗塁王の可能性は極めて高いでしょうね。
パ・リーグはハイレベルの争いになっているので、セ・リーグでよかったと思います。

◇出塁率
丸佳浩選手が、今のところ5割近い.495の高出塁率で他を引き離しています。
2位は山田哲人選手の .432  3位は坂本勇人選手で.418
出塁率は、打率はもちろん、四球をどれだけ選ぶかにかかっているので、
選球眼の良さも必要です。
一応、本命は丸選手で、山田哲人選手の打率がさらに上がり、
四球も増えれば、丸選手を脅かすことはできるかもしれませんね。

◇最多安打
現在、坂本勇人選手が107安打で1位ですが、脇腹を痛めて離脱しているので、
その間に2位以下の選手に抜かれそうですね。
2位は105安打の宮崎敏郎選手と岡本和真選手
4位は99安打の山田哲人、アルモンテ選手が並び
6位は98安打の平田良介、大島洋平選手となっています。
流動的なので、まだ何とも言えません。
山田哲人選手が、ここまで安打数を上げてきているとは思いませんでした。

なお、山田哲人選手のトリプルスリーや「40-40」
また、「最多得点」などは、タイトルではないので、ここでは触れません。


ここからは投手部門です。
◇ホールドポイント(HP)=ホールド数+救援勝利数
2005年から、セ・リーグ、パ・リーグ共通のタイトルとして、
ホールドポイントが最も高い投手が「最優秀中継ぎ投手」のタイトルに選出されています。

私は山田哲人選手をメインにデータサイトをチェックしているんですが、
(山田選手が不調の時は見ません)
気がつけば、何と近藤一樹投手が27日終了時点で、
23ホールドポイントで、DeNAのパットン投手、広島のジャクソン投手と並んで
リーグトップタイになっていました。

近藤一樹投手は、中尾輝投手と並び登板数もリーグ1位タイの43試合となっていて、
(同じく43登板数は砂田毅樹、鈴木博志投手)
ヤクルトの試合数の約半分の試合に投げています。
感覚的には、もっと投げているようなイメージですよね。

ヤクルトは、先発投手陣で完投できる投手が少なく、
リリーフ陣にしわ寄せが行き、登板過多で負担が大きくなっていますが、
ここまで来たら、ぜひ近藤一樹投手にはHPのタイトルを狙ってほしいですね。

躍動感あるピッチングフォーム、キレのある球も素晴らしいですが、
何より、強い気持ちが伝わる投げっぷりには、いつも心打たれます。
たとえ打たれても、コンちゃんなら仕方ないと思います。

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守護神・石山泰稚投手の最多セーブは、今のところ厳しいですね。
1位の中崎翔太投手が24セーブ、山崎康晃、ドリス投手が21セーブで、
石山投手は17セーブと差があります。

そのほか、先発投手陣だと、最多勝や最優秀防御率などのタイトルがありますが、
ヤクルト先発投手で規定投球回数に達している投手はブキャナン投手だけで、
前半戦に比べると調子を落としているので、どの部門のタイトルも厳しいと思います。

カラシティー投手が6勝0敗3セーブで、最高勝率が狙えそうかと思いましたが、
最高勝率は「シーズン13勝以上を挙げた投手のうち、勝率が最も高い投手」
との条件があるので、13勝するのはかなりハードルが高いですね。

現時点では、投手陣の中では、
近藤一樹投手の最多HP=「最優秀中継ぎ投手」のタイトルが
最も手が届きそうです。
酷使に報いるためにも、ぜひタイトルをとらせてあげたいと思います。

by misty2011 | 2018-07-28 17:03 | 東京ヤクルトスワローズ

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by misty2011
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