2018年 09月 10日 ( 1 )

今日はテニスの記事です。

昨日は、全米オープンテニス大会決勝戦で、
大坂なおみ選手がセリーナ・ウィリアムズ選手に6-2、6-4で勝ち、
日本人選手として、シングルスで4大大会初制覇をした快挙のビッグニュースがありました。
大坂なおみ選手、半端なく強かったですね。凄いの一言です。
心よりおめでとうございます!
※テニスのグランドスラム=4大大会とは
全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン

テニス経験者の私としては、遅ればせながらお祝いの記事を書かずにはいられません。
4年前に、錦織圭選手が準優勝した際も感動しましたが、
今回は優勝ですからね、それはもう格別です。
驚くと同時に、日本人プレーヤーがついに頂点を極める日が来るとは夢のようです。
大坂なおみ選手、一気に突き抜けましたね。

【お詫び】坂の字を誤変換していたので、いったん記事を削除して書き直しました。


我が家はWOWOW未加入なので、試合を全部見たわけではなく、
スポーツニュースやワイドショーで、ハイライトシーンを見ただけですが、
それでも大坂選手の強さは圧倒的なものでした。

私は、ニューヨークには、前ウェブサイトの高橋建投手応援のため、
メジャーリーグNYメッツの試合観戦に、2009年に2度ほど遠征したことがあります。
そのメッツの本拠地球場であるCitiフィールドは、今回の全米オープンテニス会場となった
USTA ビリー・ジーン・キング・ナショナルテニスセンターのすぐ近くにあります。
地下鉄の最寄駅は同じで、
地下鉄7線 メッツ-ウィレッツポイント(Mets-Willets Point)
地下鉄進行方向の左側出口がCitiフィールド野球場 進行方向右手がナショナルテニスセンター
野球場は駅の目の前ですが、テニスセンターは駅から少し距離があります。
テニスセンターへは ロングアイランド鉄道のメッツ-ウィレッツポイント駅の方が近いです。

既出の写真ですが、ニューヨーク ラ・ガーディア空港より
テニス会場があるフラッシング・メドウズ・コロナ・パーク方向の眺め
1回目のNY遠征は、成田からケネディ空港へのJALの直行便でしたが、
2回目の遠征は、直行便がとれなくて、 シカゴ経由ラ・ガーディア空港行きの便でした。

左がニューヨーク・メッツ本拠地Citiフィールド
右に全米オープンテニス会場 ナショナルテニスセンター
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メッツCitiフィールド駐車場よりナショナルテニスセンターの眺め 
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近くにラ・ガーディア空港があるので、上空には頻繁に飛行機が飛んでいました。
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日本も酷暑ですが、アメリカでも今大会は猛暑との戦いとなり、
シード選手が次々と脱落したり、熱中症で棄権となる試合もあったとのこと。
このナショナルテニスセンターのメイン会場であるアーサーアッシュ・スタジアムは、
2016年には開閉式の屋根付きの会場に改修されました。
今回は、そのすり鉢状の構造上の問題もあったようで、
こもった熱気とサウナ状態の湿度で、選手たちが随分苦しんだようです。

男子では優勝候補の一人フェデラー選手が、猛暑から体力・気力を消耗して、
4回戦でノーシードの選手に敗れて、早々と姿を消す波乱がありました。
屋根がコートの空気の循環を悪くして、会場の湿気で脱水状態に陥る状態だったようです。
不覚を喫したフェデラー選手は「試合が終わってうれしかった」と自虐コメント。
大坂なおみ選手は、その暑さも克服したわけですね。

決勝戦の2セット目では、セリーナ選手が、コーチから指示を受けたとして注意を受け、
続いて、ラケットを地面にたたきつけて2度目の警告を受け、
1ポイントがなおみ選手に与えられます。
さらには、審判への暴言があったとして3回目の警告では、
1ゲームがなおみ選手に与えられました。
よって、2セット目の8ゲーム目はゲームを行うことなく
大坂選手が1ゲームを奪うという異例の決勝戦となりました。

試合後は、場内から大ブーイングとなり、セリーナ選手は
「彼女(大坂)は素晴らしいプレーをした。彼女にとって最初のグランドスラム優勝です」
「ブーイングはもうやめて」とスタンドに呼びかけ、
そして「コングラチュレーション、ナオミ」と勝者を称えました。

大坂選手は
「みんな彼女(セリーナ)を応援していたことを知っています。こんな終わり方ですみません」
と涙を浮かべ
「セリーナと全米の決勝で対戦する夢がありました。それがかなってうれしいです。
プレーしてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えました。

これには会場のブーイングも拍手に代わり、勝者を祝福しました。

なんて素直で可愛らしくて謙虚なんでしょう。
20歳とは思えないほど、相手への敬意や観客への気づかいに溢れるスピーチに
心が洗われました。

今回、優勝を成し遂げた大きな要因として、
大坂選手のメンタル面の成長と、プレーにおいては「我慢強さ」が挙げられています。
それは、過去23度もグランドスラムを制覇した女王セリーナ選手をも上回るものでした。
パワーあふれる攻撃的なテニスが持ち味のなおみ選手ですが、
今大会では、長いラリーでは、我慢強く打ち返し、ここぞという時には強打で仕留める。
そのバランスが見事でした。

テニスは、ウィ二ングショットの数よりは、
ミスの数でポイントが決まる方が断然多い競技です。
これまでは、大坂選手は攻撃的な反面、ミスが出始めると、
そこからメンタルも崩れていくケースが多々ありましたが、
今回は、とにかくイライラすることなく冷静な試合運びが光りましたね。
一方、元世界女王のセリーナ選手は、20歳の女の子を前に、
追い詰められて相当いらだっていて、自分を見失っていましたね。
決勝戦としては、荒れた試合となり、やや残念な部分がありました。

今回、大坂なおみ選手の優勝で、
一気に女子テニス界は世代交代が早まったように感じます。
正直、最近の女子プレーヤーの世界ランキングは目まぐるしく入れ替わっていて、
誰が1位か、誰がトップ3か、私は顔も名前も覚えられないほどでした。

大坂選手は全米オープン優勝の快挙で、ランキングは一気に7位まで上がり、
シングルスの日本女子選手では伊達公子さんの4位に次ぐ位置まで来ました。
大坂選手の持っているポテンシャルの高さ、さらにメンタル面も強化された現在、
限りなくトップ3、それ以上のNO1まで昇り詰めるのは時間の問題かと思うくらいです。

今回、錦織圭選手はベスト4どまりで、天敵のジョコビッチ選手に完敗して、
決勝戦へは進めませんでした。
つくづく、4年前の決勝戦で勝てなかったことが残念でなりません。
当時、当ブログでは、『また、きっとチャンスは巡ってくると思います。
って、口では簡単に言えますが、それほど簡単なものではないのも確かです。』
と書きました。
大坂選手のように、決勝まで行ったら一気に優勝するのが、
本当に強い選手だし、ナンバーワンになれる選手だと私は思います。

比較してはいけないかもしれませんが、大坂選手にあって錦織選手にないものは、
私はサーブ力だと思っています。
大坂選手は、女子では稀有の200キロ超のノータッチエースが取れるサーブがあります。
錦織選手の最速サーブより速いくらいのサーブを打ちます。
錦織選手は、男子のトッププレーヤーの中では、サーブ力が落ちます。
ゲームではサービスキープするのが簡単でありませんね。
ラリーの中からポイントを取るのがほとんどです。
このサーブ力の差は大きいように思いますね。

大坂選手は、お父様がハイチ系アメリカ人ということで、
生まれ持った特有の身体能力にも恵まれていると思います。
パワーとバネ、純粋な日本人ではなかなかこれだけのモノは持てないでしょうね。
また、昨年から体重を7キロも落として、体をきっちり絞ってきました。
動きがより軽快になり、フットワークが磨かれました。

今回の優勝を自信として、さらに上へと目指してほしいと願います。
順調にいけば、世界ランキング1位 、女王への道は必ず拓けてくるように思います。
そのくらい強いなあと思わせてくれるプレーヤーです。

ただ、今までは挑戦者で思い切ってプレーできましたが、
これからは追いかけられる立場となります。
さらにメンタル面ではキツイ場面が増えてくると思いますが、
「褒めて伸ばす」サーシャ・バインコーチの指導のもと、
これからも、ウィンブルドンほかグランドスラム制覇に向け、挑戦し続けてほしいと願います。
きっとなおみなら出来る!
by misty2011 | 2018-09-10 16:32 | テニス

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